ブログだけではなく、動画も写真もそうなのですが明確に経済的な
理由ではなくWeb上で活動をしている人達がいます。

と、いうよりはCGMのユーザーの大半はお金が目当てではなく書いたり、
みたり、動画や写真をアップしてると思います。

お金じゃない動機に何がありえるかについて結構考えたりするのですが、
2つ面白いニュースを見つけました。

ひとつはこちら。17歳の少年が、Winnyにジャンプの漫画をアップしていた。という事件です。
ITmedia News:Winnyで「ジャンプ」「サンデー」違法公開、17歳ら逮捕 京都府警・摘発2例目

  3人は発売前の雑誌を入手してアップロードしていた。少年は違法と知りながら
  アップロードを続けていたことを認め、「漫画が早く手にはいることを自慢したかった」
  などと供述しているという。

この事件の動機は「自慢したかったから」。違法だというのに、自分が特別であることを
知らしめたいという動機でやってしまったそうです。

もうひとつはこちら。必要部分を下に抜粋します。
音楽ビジネスが生き残る方法|音楽配信ビジネスはどこへ向かうのか?!

  音楽というのはただ聴くだけのものではなくて、携帯着信音に設定することもあれば、
  マイスペースに設定したりする。つまりその人をあらわすファッション的な存在になって
  いるのである。


これは音楽産業が如何にして生き残るか?という方法を模索するという内容のコラムなのですが、
その中の1節です。音楽がファッション的な側面を持っているということを看破しています。

東芝EMIがウタダヒカルの新曲キャンペーンの際に、ブログパーツで新曲を流せるものを
やっていましたが、これを張ったユーザーの心理は多分これではないかと思います。

ウタダが私のブログに流れてたらちょっとおしゃれよね!という心理です。

どちらも、「自分」がちょっと特別であると知らせる事がインセンティブですね。

で、ここまできてふと自分のサイドバーを見て別の動機を思いついたのですが、
それはまた別途書きます。