産経デジタルがやっている『iza』ですが、なかなか面白いです。
実際には速報+ブログという形のサイトで、C-net等と違うところは
読者ブログとのつながりをトラックバックという形で明示し、
重要視しているところです。
こちらの効果に関しては実際に記事を読んでいただくと分かると思います。
参考:『日本のTV番組、米サイトに大量違法投稿』http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/media/7093/
Youtubeの違法投稿に関する記事です。
Youtubeに関してはNapsterよろしく違法であることを認識しつつ、
いかにコンテンツホルダーとの落としどころを探るかが肝だと思うのですが、
普通のニュースサイトや新聞社では、正論を言うしかありません。
が、ブロガー達は良いか悪いかは別として、自分の意見をぶつけます。
誰しも考える「Napster化せよ」という意見にはじまり
「そもそも著作権どうのよりもニーズがあるところを見ろ」という市場視点
「いやいやその著作権が複雑すぎるんだろ?」という法務視点
「えー?!違法投稿なんて酷い!」というほほえましい意見まで、
とにかく百花繚乱。
建前ではなく本質論をするところに個人の力強さを感じてしまいます。
・・・そいえばこのサイト、記事毎に40個とかトラックバックがついていたり
するのですが、「ブログに書く」ボタンの功績が大きいと思います。
ニュースサイトにいかに「blog this」ボタンや「clip this」ボタンをつけてもらうか
というのが非常に大切だと思うのですが、ニュース媒体がそもそも
「blog this」をもってしまうのはありですね。