前回長い文で疲れましたが、AISCEASの話でした。
あのままですと「バイバイ、GRP。もういらないよ」と見えかねませんので、
補足です。
G.R.P.は今でも有効な概念です。
AISCEASという購買行動に変わったとはいえ、やっぱり最初は
ユーザーのAttention(注意)とInterest(興味)をかわなければならないからです。
で、それらを買うのであれば、ターゲットにどれだけリーチできたかが
非常に重要になってきます。
Yahoo!がUU3,000万人にリーチできるといってもそれは月間でのお話。
瞬間的に多くの生活者にリーチする力ではTVCMに到底及びません。
一斉に、何か新しいことを告知するのであればやっぱりGRPは無視できません。
「TVCFを覚えてしまった」という会話は日常生活で成り立つと思いますが、
「あのブラパネに出てたコピー覚えちゃった」というのは相手を選ばないと
成立しない会話です。
もちろん、ネット社会がもっと発達し、もっと多くの人がネットに時間を使うようになれば、
Attentionを買う為の媒体にネットも入ってくることでしょう。
*今回のお話、オールターゲット商材前提ですね、読み返すと。