インド料理に使う豆の栄養素 | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

インド料理に使う豆の栄養素

インド料理には、色々な豆カレーがあります。

熱々のほっくりした豆カレー、汁気の多いものはご飯と一緒に、汁気の少ないものはナンやチャパティーと一緒にどうぞ。インド料理に使う豆の栄養素について調べました。


100gあたり

豆類 カロリー
Kcal

繊維

g

炭水化物

g

蛋白質
g
脂肪
g

ミネラル

g

カルシウム

mg

チャナ豆(皮付き)

360 3.9 60.9 17.1 5.3 3.0 202

チャナ豆(皮なし)

372 1.2 59.8 20.8 5.6 2.7 56

ウラッド豆

347 0.9 59.6 24.0 1.4 3.2 154

ムング豆(皮付き)

334 4.1 56.7 24.0 1.3 3.5 124

ムング豆(皮なし)

348 0.8 59.9 24.5 1.2 3.5 75
アルハール豆 335 1.5 57.6 22.3 1.7
73

グリーンピース

315 4.5 56.5 19.7 1.1 2.2 75

ラージマ豆(隠元豆)

346 4.8 60.6 22.9 1.3 3.2 260
大豆 432 3.7 20.9 43.2 19.5 4.6 240
モスビーン 330 4.5 56.5 23.6 1.1 3.5 202


チャナ豆はひよこ豆です。皮付きはサラダやカレーに、皮なし(挽割り)はスープやお菓子に使います。ウラッド豆は「ダルマッカニー」というバターこってりの豆カレーに使います。形状は小豆と似ています。ムング豆は緑豆です。火が通りやすく調理しやすい豆です。アルハール豆は南インド料理の「サンバル」という野菜カレーに使います。


インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-mung dal2  ムング豆

インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-masoor dal  マスール豆

この表は乾燥状態の豆自体の栄養素です。豆カレー1人前は約30~50g使います。カレーにするとバターや油をたっぷり使うのでカロリーが高くなります。


これらの豆カレーの中で、最も低カロリーで最も家庭的・庶民的なカレーは、ムング豆やマスール豆を使ったダールカレーです。スープ状のさらさらしたカレーです。インド・パキスタンでは、ダイエットを気にしている人は、ダールカレーだけ(ごはんやパン抜きで)食べたりします。


蛋白質が豊富な豆カレーは、ベジタリアンたちにとっての貴重な蛋白質源となります。


その他インド料理カロリーについてはこちら↓

インド料理カロリー 2008年10月25日投稿


参考資料:FatFreeKitchen.com (Nutrition of Lentils, Legumes, Pulses)