沢山の方のご協力で、無事幕をおろすことができました。
多くの人に楽しんでいただけて、そしてキャスト陣に大きな怪我もなく終われてホッとした気持ちもあります(笑)
今回はアンサンブルキャスト(1人で様々な端役を演じていく人達)として招集されたのですが
稽古の途中で、アダイ村の村長であり司祭様でもある「マギン」というとても重要な役を頂きました。
原作ではとても嫌な爺さんで嫌われ者な彼です。
もちろん物語としてその要素は必要だと思うのですが、僕はどうしても、彼がただの嫌な奴だとは思えなかったんです。
彼の生い立ち、地上での暮らし、敗戦、恋や愛、ロシウに対する想い、ギミーダリーへの気持ち。
色んな事を掘り下げて、舞台でしか観られない、僕にしか出来ないマギンを作り上げていこうと思いました。
ロシウ役の髙崎俊吾とチームアダイーズを結成し、稽古前や稽古中の自分達が関わらないシーンの時は
「ここはこんな気持ちを持ってる」
「こう言われたらこう思う」
など、特殊な空気のあるアダイ村をしっかりと届けようと日々奮闘しておりました。
時には稽古が終わっても居残ってずーっとアダイ村を稽古してたり…
付き合って下さったチミルフ役の健史さん、シャク役兼アンサンブルのてっちゃん、制作の方々、ありがとうございました。
結果、Twitterの感想などでも細かな所作やその裏の気持ちをみてくださる方がいらっしゃって、本当に嬉しかったです。
アダイ村の皆、大好きだよ!
パートナーのロシウとも。
ちなみに僕のメイクはシトマンドラ様意識です。
皆の相棒ラガンと。「な、なんか出ちゃった!」「ドリルか!?」
素敵なカンパニーにいられてとても幸せでした♪
ありがとうみんな!