日光の母
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「どうして、海が、しお味なのか」の おはなし
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むかし、むかし、海が まだ、ただの水で できていた頃の
おはなしです。
あるところに、うみでおよぐのが だいすきな
女の子がいました。
その女の子は、およぐのがとても大好きで、
毎日、うみでおよいでいました。
でも、そのうみには、きけんは さかなが いたのです。
その さかなは、たまご を うむ頃になると、
たまごを守るために、まわりに来るものを
なんでも やっつけようと こうげきしてきます。
それを知らなかった 女の子は、
ある日、その場所を およいでしまいました。
さかなは、さいしょ とおくから、その女の子を見ていました。
女の子は、さかなが見ているような気がしましたが、
まさか、そんなはずはないと、そのまま およいで行きました。
すると、また、そのさかなが近づいてきます。
こわくなって、かえろうとすると、そのさかなが
女の子にむかってきました。
おどろいた 女の子は、あわてて およいで 逃げますが
さかなは、すごいスピードで追いかけてきます。
そして、女の子の 足にかみついてきました。
女の子は、その魚をおいはらおうと
ひっしに 手でさかなを はたきました。
なんとか、かみついていた さかなを おいはらいましたが、
また、すぐ すごいいきおいで やってきます。
さかなは、およぐのが とても早いので
すぐに、すごい顔であとをつけてきます。
女の子は、手で、足で、なんどもはたいては、にげようとしましたが、
とうとう、足に、「がぶっ」とかみついてきて
はなれなくなってしまいました。
とっても いたくて、こわくて、海の中でただひとり。
たすけてくれる人は、だれもいません。
女の子は、最後の力をふりしぼり、
おもいきり、その魚をけっとばしました。
やっと さかなが、女の子の足から はなれました。
女の子は、うしろもふりかえらず、
ひっしに およいで、逃げかえってきました。
海から出て、人に 会うことができた おんなの子は
はじめて、自分の足に、大きな魚の 歯のかたちがついていて
そこから、うっすらと、血がでているのを みました。
そのかまれた場所は、はれて、むらさきいろになっています。
それを見た女の子は、あまりの痛さと、
さかなの こわさも 思い出して
大泣きしてしまいました。
その女の子は、ずーと、ずーと、ないていました。
何日も、何日も、なきつづけました。
そして、いつのまにか、海は、その女の子のなみだで
いっぱいに なってしまいました。
その日から、海は、しお味になったんだってさ。。。。。
(その魚はゴマモンガラという種類で、すごい歯の持ち主だったんだって。。。)
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