日光からこんばんわ。

今日、6月23日は、沖縄県慰霊の日です。

ご存知ですか?私は、8年前まで知りませんでした。


息子が年長の時、離婚が成立して気分すっきり!

南に旅をしたいと思って、沖縄の八重山諸島(西表島・竹富島・石垣島)へ

約2週間、息子と初めての二人旅に行きました。


小学校に入るとなかなか、遠くや、長い期間で旅行ができないだろうと思って

2週間、まだ5歳の息子と、往復の飛行機と1泊の宿だけ予約して

あとは現地でフリー旅へ。

(でも、その後、40日間ペルー二人旅に出かけることになるのですが ^^;)、
 

その時、旅の後半、竹富島の民宿で一緒になった

リカ・トゥモールの平得美帆さんが、

地元石垣島での慰霊祭に参加し歌を歌う話を聞き、

初めて沖縄に沖縄終戦の日があること、慰霊の日があることを知り、
 
その時に、TVや新聞で取り上げられた記事や番組を見て

そういうことがあるのを知り、それを知らなかったこと、教えてもらっていないことに

驚いた事と、知らなかったことが申し訳なかった思いだったのを覚えています。



石垣島でライブもやるからと、美帆さんが誘ってくれて聞きに行ったのですが、

そういうご縁で、美帆さんのCDを買って、聴いて衝撃だった歌が、

レクイエム←ここをクリックすると聴けます


 リカトゥモール(美帆ちゃん)

離婚後に、これから息子と二人で生きていくための、覚悟や、

気合を入れるための旅でもあり、今までに区切りをつけ再スタートの旅、

自分を試す旅(5差愛の息子と1泊だけで旅に出てどうなるかなど〉でもあった

西表・竹富島旅でしたが、


その時に出会った歌手の女の子が歌う歌は、いろんな思い出も詰まって、

また、私の原点回帰の歌でもあります。


「レクイエム」

たぶん、沖縄戦のことを歌っているであろうという歌詞。

戦争を想像させる歌詞でもありますが、

だからこそ、リアルに想像してしまい、今あるちっぽけな悩みなんて

戦争のない世の中にいることは どれだけ幸せであるか、

自分の意志で動ける時代は どれだけ幸せかを

感じさせてくれる歌です。


「我が子が、元気で、生きてくれているだけでいい」

「今、平和な世界に、ただ生きて入れれるだけで十分幸せ」

と、欲張ってしまっていたり、周りと比べたりで

自分で自分を生きにくくしたり、求めすぎてしまって苦しい時、

ついつい子供を強く怒ってしまった時など、

「ぶじに、命があるだけでいい」と、感謝や優しさの中に戻れる曲です。


ぜ時、一度、聴いてみてほしいです。


西表島にて撮った写真

こんなジャングルのような、亜熱帯の暑い場所で

食べ物もあまりなく、マラリアの恐怖や、敵に襲われる恐怖の中

戦った人がいます。


こういう中を、子供を連れて逃げ回り、

せっかくの防空壕(ガマ)が見つけられても、

子供の泣き声がうるさい、敵に見つかると追い出されたり、

我が子を殺めざるをえなかった人もいます。


今、生きていること。

食べるものがあり、雨をしのぐ場所があり、眠る場所があること、

生き方を強制されないこと、

あたりまえのことが、どれだけ奇跡の上にあって

その奇跡の中で生きていることがどれだけすごいか。

今、ここにいることができることに感謝です。


沖縄慰霊の日

 太平洋戦争における沖縄戦の犠牲者の追悼・慰霊を目的として、
 沖縄県が定めた日。

 激戦化した沖縄戦が終結した日とされる6月23日が慰霊の日に当てられている。

 慰霊の日は1974年に県令として施行された。過去の惨禍に思いを馳せ、
 戦没者の霊を慰めると共に、平和を希求してゆくことを趣旨としている。
  
 沖縄戦は1945年に集結しており、2015年6月23日で70年目にあたる。
 出典:新語時事用語辞典