日光からこんにちわ。

毎日、新緑と青空広がる気持ちいい日光です。

今朝の新聞の記事、気になりました。

誕生日に自殺する人は、他の日の1.5倍になるとする研究結果を、
大阪大の松林哲也准教授(公衆衛生学)らのグループがまとめ、

「自殺の恐れがある人には、
 誕生日の前後は周囲のサポートを強化するなどの
 予防策が必要だ」と述べています。


また、別の記事では、

「人はなぜ誕生日に自殺するのか」という話では、

人は、本来なら楽しいはずの日に寂しいと、強く孤独感を感じるため
誕生日の自殺が多くなることも考えられると書かれており、

この報道では研究の詳細はわからないのですが、
自殺者の多くは中年から高齢の人で、

高齢者の自殺の特徴のひとつとして、
「記念日自殺」があるとも書いてありました。

高齢者は、覚悟の自殺が多いのですが、
人々の記憶にとどまりたい思いからか、
記念日に自殺する人は多いらしく、

これまでの研究でも、
敬老の日に自殺する人が多いことがわかってるそうです。

誕生日も、敬老の日も、記念日であり、

誕生日の自殺に関しては、「延期仮説」(誕生日までは我慢する)や
「誕生日ブルー」「バースデーブルー」(誕生日に憂うつになる)という
言葉もあります。

日本の自殺率は近年低下していますが、
それでも、
毎日約70人の人が自殺しているとのこと(交通事故死の約6倍)


また、子供の自殺についても

「GWや長期休み後に子供の自殺が多いので注意しましょう」

といったニュース内容を見ました。

昨年の発表ですが、

「子供の自殺、夏休み明け前後に急増 

 内閣府調査 2015/8/18 23:23」という新聞記事で、

 夏休み明けの9月1日前後に子供の自殺が急増することが
 内閣府の調査で分かり、

 文部科学省も「休み明けは子供の心身に変化が表れやすい」として、
 全国の教育委員会などに子供の見守り強化を求めている。

 ということが書いてありました。

また、

 内閣府は、2015年版「自殺対策白書」で、

 1972年から2013年までの18歳以下の自殺者数を日別に分析した結果、
 
 累計自殺者は1日当たり平均約50人だったのに対し、

 9月1日は131人で年間最多。
 8月31日は92人、
 9月2日は94人で、夏休み明け前後に増える傾向がみられた。

と書いてあります。

 白書は小中学生の自殺について
「家族からのしつけ・叱責」などのほか、
「いじめ」「進路に関する悩み」など学校生活が原因の
ケースも少なくないと分析。

「休み明けは生活環境が大きく変わり、
 大きなプレッシャーや精神的動揺が生じやすい」と指摘しています。


日光の華厳の滝は、
自殺の名所で知られています。

滝に飛び降り自殺をする時は、
木に引っかかるのが一番つらいと教わりました。

なぜなら、生きて木に引っかかって、鳥につ突かれてしまうから。

また、子供の時の夏の特番で、
華厳の滝の滝つぼに、カメラが入って、中がどうなっているのか、
遺体はあるのかという番組も見たことがありますが、

滝壺は水流がすごくて
一度はまったら、ぐるぐる回って二度と浮き上がってこないと
聞いたこともあります。

高校の時、滝壺に行けず、滝の途中の岩場に落ちていた遺体に気づかず
滝を見ていて、後日それを知ったことがありました。

すっごく驚いたけど、
その遺体をクレーンで引き上げるために
いろは坂を一方通行にするので、すごくお金がかかるから
華厳の滝で自殺してはいけないという話も聞きました。

湖で自殺した方の土座衛門(水死体)が
流れているのを発見した友達もいました。

ぶくぶくに膨れ上がって、友達は数日間ご飯を食べられなかったと
言っていました。

こんなことを書くのもどうかと思いましたが、
私の見聞きした「自殺」です。

自殺は怖いとずっと思っていました。
私には怖くてできないと思っていました。

今も、そう思っています。

どうか、自ら命を落とそうとする人が、思い直しますように。