日光からこんにちわ。

今日は、日光連山がきれいに映えるきれいな青空でした(^^)


宇都宮で1日セミナー受講しました。

児童心理、思春期のお話をベースに

子供、親への支援(相談、カウンセリングなど)や、関わり方について。

栃木県カウンセリング協会主催で

講師は、東京のくじらホスピタル 副院長の岡田謙先生

岡田先生の専門分野は、

精神保健指定医、児童思春期精神医学、母子関係や、教職員のメンタルヘルスで

著作に「事例でわかる教職員のストレス対処法」2014年 金子書房 。


これまでの多くの事例や、関わりから、先生が感じたこと等のお話をしながら、

思春期とはどういうものなのか、

児童精神医学と一般医学の違いや、

薬についてのお話などは、普段聞けないような内容だったので

とても勉強になりました。

「なんとなく」ではなく、「知識」があることで

相談にきちんと対応できる(わからないままぼやかすのではなく)。

具体的には、

児童精神についての薬や服薬について、どのような視点で関わるのか、

コミュニケーションのメカニズム、言葉の機能や使い方、

子供とのかかわり方(とポイント)、子供の成長発達と退行、

10歳までの世界と10歳以降の世界、

実体験の大切さ、嘘の世界で生きる子供の見るものはうその世界、

子供をよく行動観察して子供を理解する、信頼関係の重要さ、

思春期の課題とテーマ、関係性、かかわり方、

脳の仕組みとして、言ったことは忘れるが言われたことは覚えている、

押しつけ、決めつけについてのこと、

成長することで過去の認識が変わる、

心因反応、睡眠障害、

子供の心理療法で大切なこと、

受容と共感について大切な事、

子供の精神医学と病気や治療のことなど等。


理屈がわかると、やり方(対応)や関わり方もわかってきたり、

自信をもって関わることもできるので

こういう勉強は、とっても大切で、ありがたいセミナーです。


医学も心のことも、色々なことがわかって、今までの情報(常識)と変わっていったり、

今までのことが「良い」わけではなかったことがわかったりするので、

新しいことを学ぶ、専門の先生の話を聞くことは、

楽しい時間でもあります。

「あ、そういうことか~」「なるほど、だから、これはこうなっていくんだ」とか

発見と驚き、そして「これでいいんだ」、「よくないんだ」という

自分の物差しでもあります(^^;)

             

一方で、

先生は、「自分で自分のやり方を見つけていくしかない」と。

 でも、我流はダメ、まずはちゃんと学ぶこと。

歌舞伎でも空手でも、最初は型を学ぶが、

「型を学んで型を崩す」で、

カウンセリング(支援者、教育者=カウンセラー、先生、保健婦などの相談員など)の

基本、技術は学んでも、それを使って解決するわけではない。

支援者自身も、実体験をもとに、

「今を懸命に生き、試行錯誤しながら検証し

 自分のやり方を見つけていく。」

自分が自信をもってやれる方法をツールとして使う。

援助が欲しい人が来て、援助の手段を選ぶ時、

マニュアルを使ってはいけない。自分にはボール遊びしかできないと思ったら

ボール遊びでも何でもいいから、自分の得意分野を使ってやっていく。

そして、相手のことをよく行動観察して理解し、

よい方法を試しながら探して行く(それには、信頼関係が必要)

相手は聴く耳を持ってくれる


専門家でマニュアル通りの人より

その辺のおばちゃんが親身になって聞くほうがいい時がある、という話には

納得(うん、うん)


先日、ブログ(もつれた糸)で書いたことと同じようなお話が出てきたので

嬉しくなり、また、自分のこれからやっていくことが、

また少し見えてきた気がします。

ブログでは書ききれないので、

今回の岡田先生の話に興味がある方で、実際に悩んでいることがある方、

例:子供との接し方がわからない

  受容と共感がうまくできない

  思春期の子供の心

  教育者(学校の先生や指導者と言われる職業の人)のストレスマネジメント

等、この記事を読んで、もっと話を聞いてみたいとか、興味があるという方は、

個別に(直接面談で)お話しできると思います。

まずは、メールにてお問い合わせください。

   Nipotowe アートセラピー・エネルギーヒーリング

   電話 080-8821-5133/メール nipotowe-nikko@outlook.jp             
            携帯メール nipotowe96@docomo.ne.jp
  
   Facebookのニポトウェのページにメッセージ下さい。

           

実際に、今お悩みがある方には、

メンタルアートセラピーもお勧めです。まずはお試しができるので、

こちらも興味あればお問い合わせください。

悩んでいる時等は、

自分でも自分の心がわからず、思考がぐるぐる回ってしまってます。

メンタルアートセラピーは、自分の人間関係のクセを知ったり、

無意識の自分を知ることができるので、悩みの問題解決に繋がります。

※アートセラピーも、絵を使って行うカウンセリングの一つです。

 メンタルアートセラピストとして、カウンセリングも行っています。
 

おまけ:問題
        
 この絵を見て、あなたは、何を感じましたか?

 この二人は、どんな気持ちでいるでしょう? 

      何を話しているでしょう?

      どんな場面だと思いますか?    
         

正解はありません。 ご自分の感じたことが、解決のヒントになるかもしれません。