日光からこんにちわ。

前回「もつれた糸その1からの続きです。

前回は、子供が小さかった時に「産まなきゃよかったね」と言われたことは

消えないけど、「よい思い」の上書きをたくさんしていこうと思ったことや

今はどんなコミュニケーションなのかなどを書きました。

私もかなり変わったと思います。

変わったというより、いらないものを捨てていったというか、

玉ねぎの皮をとるように、余分なもの、不要なもの、

自分を守るために、自分が今まで身につけてしまった思考や習慣を

捨てていったことで、もともとの私になっていったとか、

優しい気持ちになれたとか、そういうことだと思います。




ここから、前回の続きに戻りますね。

子供が生まれた後とか、そういうことでもなく、

今まで生きたきた中で、

泥沼から抜け出せないんじゃないか、

実は底なし沼なんじゃないかという不安もあれば、

素敵な出会いや、嬉しいこと、失敗したこと、

いろーんな喜怒哀楽、楽しい、嬉しい、悲しい、辛いなど

たくさんの経験と、その時の感情と、そんなもので

今の私は作られています。

でも、はっきり思うのは、

どんな時でも、その時なりに

何とかしたい、這い上がって立ちあがりたい、など

もがいて試して、ぶつかって、時には立ち止まりながら

なんとかいい方向へ行きたい思いがあったのだと思います。


何年もどこかで雨宿りしても、道から外れ、逃げていたとしても、結局は

自分の道に戻っていくんだなぁ。


それには、時期もタイミングもあります。

どんなに努力してもうまくいかない時もあれば、

「へッっ」と思うほど、スムーズに事が進んでいく時もあります。


世の中、自分一人で生きているわけではないので、

自分から選んだ環境であっても、社会や人がいる限りは

思い通りの環境にならないです。


例えば、

いい職場だと思って選んでも、職場異動で好きな人がいなくなり嫌な人が来た。

でも、その人は、嫌いだけど、仕事はできるので

かえって職場内がスムーズに動く環境になったことで

仕事がしやすくなり、職場内の雰囲気がよくなったとか。


学校先生や、遠足のバスガイドさんなどは

自分では選べないので、

いやでも、その先生に教わるしかなく、

クラスでいじめられていても、先生に話しても何にもいい方へいかない、

でも、次の年は、すごくいい先生に変わって

クラスの人たちを、上手にまとめることで、クラスの中のいじめも

なくなったということもあると思います。

どんな力量の先生に出会えるのかは、

自分では選べないけど、

いろんな環境にいたときに、自分に居心地がよくない、

楽しくない、辛いという時に、

止まって「その時」が来るのを待ってもいい、

でも、今の状況から、良い方へ向かいたいという「灯」だけ

心の奥にあれば大丈夫。


あなたに合った「良い方法」「良い方向」が

見つかっていきますよ。

でも、それが相手と同じ方法や、方向とは限らない。

職場であれば、同僚や関わる人たちと

子育てであれば、我が子と、

恋愛であれば、パートナーと

お互いが、よい距離感、よい関係(お互いが気持ちよい)で

コミュニケーションをとる方法を試行錯誤していけると

いいなと思います。


Aさんと、よい方法だったとしても、

Bさんには、合わない方法かもしれません。

息子には、ラップや踊りながら話をして上手くいっても、
(これも時と場合では、息子でもうまくいかない)

他の人にそれをやったら「ふざけてる!!」と怒らせるかも(苦笑)



子育ての話や、対人関係のこと等、

「こじれている人間関係がどうやったら、いい方向へ向かうのか」

「○○の時は、どうしたらいいか」など

人間関係のことで、よく相談を受けます。

そんな時、

こじれた糸を、どうやってほぐすかを考えながら

話を聞いて、一緒に、その人に合った方法を探していきます。

なぜなら、

相談する人も、その相手(たとえば、上司、子供など)のことも

私にはわからないので、私にはわからないのです。


相談してくる人に聞いて、その人との会話の中から

ヒントとなるものを取りだして(なんでそうなのかな?と思ったところ)

また、一緒に考えていきます。

そして、その相談してきた人自身が見つけた答えが、

その人に合った答えなのだと思います。


そんな

「その人なりの答え」を見つけるお手伝いが、

私はしたいのだと思います(^^)>