日光からこんにちわ。雨は止み晴れ間が見えたり、雲でおおわれたり梅雨時期らしい天気です。

2015年は 6月6日から「芒種(ぼうしゅ)」(二十四節気)に入ります。

そして 芒種の時期は 七十二候では、カマキリ、ホタル、ウメが登場する季節に(^^)。





二十四節気や、七十二候を気にして生活してみると、

日本の四季の移ろいを、情感豊かに暮らるようになって来る気がします。


自然の動き、季節の移ろいに合わせた名前が、漢字3~4文字で表現されていて

それがまた、とても美しくて風情もある。

美しい俳句を知って感激するときに似ています。


いつも、日本の風情とか、粋を感じて 気持ちがしゃきっとすると同時に

日本人でよかったと思うときでもあります。


二十四節気 芒種(ぼうしゅ) 

6月6日から 夏至(6月22日~)までの間。

  稲や麦などのイネ科の植物の種まきの時期。

  稲の穂先にある針のような突起を 芒(のぎ) と言って、

  このころから雨空が増えてくる  



七十二候


6月6日~10日 

蟷螂生(かまきりしょうず)

秋に産み付けられた 蟷螂(カマキリと読む)が生まれる頃

カマキリは、農作物には手を付けずに 害虫を捕まえてくれる


そういえば、冬に河原の散歩をしていると

からからに乾いたように、カマキリの卵が

葉っぱに植え付けられていますね。




そして、今頃の河原散歩では、

小さい(ほんとにちっちゃい)、緑色のカマキリ集団を

見ることがあります(めったに見られなくなったけど)。

初秋に見るカマキリは、薄茶色というか、茶系のカマキリですが、

生まれたてのカマキリは 緑色(先日小さくて華奢なナナフシを見たけど、

そのナナフシも、緑色。自然界ってすごい!!)


6月11日~15日

腐草為蛍(くされたるくさ ほたるとなる)

ホタルが暗闇に光を放ちながら飛び交う頃

綺麗な水辺だけでなく、野原でも群れて腐りかけた草の下でも光を放っている。



日光でも、週末6月13日、14日でホテルの鑑賞会があります。






6月16日~21日

梅子黄(うめのみ きばむ)

梅雨入りと同じころ、青梅だった梅の実が黄色く色づく頃

梅雨という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味で





黴(かび、ばい とも読む)が生えやすい時期の雨で

黴雨(ばいう)と書くこともあるんだそうで・・・。



約束された秋の収穫の時期に向けて、その一歩が始まる時

あなたはどんな種をまきますか?