日光から、こんにちわ(^^)。


おとといが新月、昨日が春分の日。昨日はお彼岸の中日だったので

息子の小学校卒業報告も兼ねて、お墓参りと、親戚宅へ

御線香をあげに行きました。

最後に、氏神様でもある日光二荒山神社へお礼参り。

春からの新生活に向けても、お願いをしてきました(^^)


(行ったのが遅かったので、すでに、本殿は閉じていましたが、

朝早い時間や、夕暮れ時の人の少ない神社の雰囲気も好きです)


昨日は、日光の町中も、東照宮などの二社一寺も観光客が

増えてきて、春になったのを感じながら

ワクワク気分で、久しぶりの再会や、おじいちゃんの誕生日と息子の卒業祝いを兼ねて

みんなで集まって夕食に行ったり、なんだか忙しかったけど

解放気分の(息子の学校がもうないから^^)楽しい日でした。


今回は、お彼岸のお話・・・。

「彼岸」は、

インドなど他の仏教国にはない日本だけのもの。

   
   日本は、仏教だけでなく、昔からの民間信仰、土着信仰(風習)や

   八百万の神など、アメニズム的な神道があります。

   仏教伝来の後、釈迦の教えも受け入れて、仏教も生活に入っていくようになりました。


お彼岸は「日願」でもあるため、

太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったという説もあります。


春分と秋分は太陽が真東から昇って真西に沈み、

昼と夜の長さがほぼ同じになる日なので、

お彼岸にお墓参りに行く風習は、この太陽に関係しているようです。


仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、

その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。


彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、

太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、

彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、

先祖供養をするようになったと言われています。


また、

日本の気候のなかで、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、

自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、

お彼岸は大切な行事となっっていったといったとのこと。


彼岸の中日である「春分の日」「秋分の日」は国民の祝日です。

祝日法では、

 春分の日=『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』

 秋分の日=『祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日』


春彼岸は、春の花 ぼたんから、ぼたもち

秋彼岸は、秋の花 萩 から、 おはぎ と 呼び名が違いますね。


また、


春分の日は、太陽が新しい軌道を歩み始める日なので、

そのため、日本以外の国々でもいろいろあるようです(^^)


地球は一つだから、日本だけが、太陽が新しい軌道に乗るわけでないわけで、

北半球では、日が伸びていくのも同じこと

(南半球は季節が反対なので反対です)



世界の 「春分の日」って、こんな日らしいですよ。

天の赤道と太陽の通り道である黄道が交わる「太陽黄経0度(春分点)」を、太陽が通過した日
二十四節気のひとつ
西洋占星術では1年の始まり

世界中で(地球上なので当たり前ですが・・・)、
太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになるので、
各国で祈りが捧げられたり、お祝いをされています。

日本は…春の彼岸(7日間)があり、まんなか4日目目が中日です
    

西洋…春分後の最初の満月にキリストの復活祭(イースター)のお祝い

イラン暦…「ノウルーズ」と呼ばれる元日。
イランを中心に、中央アジアからアフリカにおよぶ広い地域で、祭日として祝われています。



大きく見たら、地球は一つ、天体事象も同じように、太陽が当たって、

月の日たりも当たって、みんな平等なんだよねぁ。。。同じなんだなぁ。。。なんて

思いながら、広い視野で物事を見るって、必要だと感じました。


色々なことがちっぽけに見えてきます。