こんにちは!にぽちゅう相良です!

みなさん、昨日関東地方を襲ったゲリラ豪雨は大丈夫でしたか?

私はたまたま傘を持っておらず、駅から家までの間ずぶ濡れになりながら帰りました笑い泣き

あれはほぼシャワーでしたねあせる(笑)

これから台風の季節がやってきますので、ちょぴり反省して降りたたみ傘常備でいきたいと思います傘楽しかったけど(笑)

 

さて、夏休みシーズンも終わり、いよいよ9月になりました。

コロナの影響もあり、例年よりもお休みが短かった学校も多かったようですね。

 

秋に差し掛かると、徐々に足音が聞こえ始める受験シーズン…!いやん滝汗

受験生でなくとも、ピカピカの一学期が終わり、進路を具体的に考える機会が増えてくる秋。

 

今回は高校進路に悩める中学生、普通高校に通う高校生、その他ご興味のある方へ

普通高校から藝大の声楽科に進んだ体験をお話ししようと思います!

 

普通高校から音大に進むことは決して珍しいことではないのです。

藝大でも体感30~40%は普通高校出身でした。(専攻によってだいぶ違うと思うけど…!)

 

しかし、進路を決めるときに

「音大に行きたいけど普通高校と音楽高校どちらがよいの?」って悩まれる方は多いと思います。私もそうでした!!

 

また、「普通高校に進んだけど音大を目指すにはどうしたらいいの?」という方もいらっしゃると思います。

 

あくまでも個人的な体験談なので、【必勝法!】ではないのですが、

迷っている方々の参考になればよいなと思って書いています。

長いので、もしご興味ありましたら覗いてみてくださいキラキラ

 

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1普通高校に進んだワケ

 

私が音大に行きたいと思ったのは小学校6年生の時でした。

歌が大好きな歌バカだったので、将来は音大に進んで本格的な歌の勉強をして歌手になりたいと思っていました。

両親からは、大学は国公立のみでという風に言われていましたので、国公立の音楽大学を探してみると、その数の少ないこと…滝汗ガクブル

(愛知県立芸術大学、京都市立芸術大学、沖縄県立芸術大学、東京芸術大学の4つのみです)

※「国立(くにたち)音楽大学」を「国立(こくりつ)」だと思って目指していた時期があるのはナイショ

 

 

こんなに門戸が狭いなら、高校から専門的な勉強をしっかりしたほうがよいのでは…?

あと、学校の授業で音楽が増えるのめっちゃ楽しそうだな…!(←こちらが主)など考え、

中学校2年生の時、両親に音楽高校に行くかどうか相談をしたのですが、

一番近い音楽高校でも実家から通うには遠く、家を出なければならなかったことと、

普通高校からでも音大に進む道はあるし、音楽とは別の夢が見つかった場合に変更が効きやすいので、選択肢を多く残しておくために普通高校に進むことにしました。

 

音楽高校に進んだ場合の話、にぽメンバーに聞いてみたいなあ照れ

 

 

2普通高校での勉強のしかた

 

さて、高校受験を乗り越えて高校生活が始まりました!!

初めての電車通学(田舎です)、買い食いOK、私服通学、染髪・ピアス・メイクOK(うちの高校の場合です)、一気に大人になったような感覚…。自由っていいね。

 

高校での勉強に加え、音楽に関しては全て学外のレッスンに通いました。

私は4歳から近所のお教室でピアノを習っていたのですが、

音大受験のためにどんな勉強が必要かピアノの先生に教えていただき、

ピアノの他にも声楽の個人レッスンとソルフェージュのレッスンに通うことになりました。

(先生と両親に感謝m(__)mキラキラ

 

週一回のピアノのレッスンの他に、

高校1年生の6月から、ピアノの先生に紹介していただいた声楽の先生の個人レッスンに週一で通い、同時期に桐朋学園大学音楽学部付属の「子供のための音楽教室」のソルフェージュの授業を週一で受け、合計3つのレッスンに通いました。

 

 

声楽の先生は、もうそれはそれは愛に溢れた方で、毎週密度の濃いレッスンでビシバシご指導くださいました。先生についていなければ今はなかったと思っています。

高校2年の時に、先生の師匠である東京の先生に月1~2回見ていただき、

高校3年生の時に東京の先生のお知り合いの藝大の先生を紹介していただいて月1回程レッスンに通いました。

 

電車や高速バスを使って東京の先生に見ていただくことは地方あるあるなのですが、

師事する先生が増えると更に勉強できることが拡がりますし、

無事門下生として受け入れていただければ志望大学の先生のお墨付きを頂けるので、出願の際に書く音楽歴でアピールが出来ますキラキラ

志望大学の先生に師事せず入学する人も多いので、良し悪しは一概には言えませんが、

そのようなメリットがありますひらめき電球

(ただし、門下生として認めていただけるかは力量によるので、初回は特にドキドキですあせる

 

また、普通高校では周りに声楽をやっている人がとても少ないので、先生の勧めで年に1度コンクールを受けたことも非常に勉強になりました!

舞台での演奏経験を積むことはもちろん、同年代の色々な人の演奏を聴けるので、出てよかったと思いますキラキラ

 

 

桐朋付属のソルフェージュのお教室でも、とっても親身になって教えて下さる先生につくことができ、壊滅的であった私のソルフェ力は受験できるレベルに辿り着くことが出来ました。

周りの子たちもとってもレベルが高く、流石ソルフェージュの桐朋…!と恐れ入りましたびっくり

下差し全国に教室があり、とってもおすすめなのでリンク貼っておきますね音譜

桐朋学園大学音楽大学付属 子供のための音楽教室

 

 

藝大でも国・英のセンター試験は必須なので、国・英の勉強は普通にやり(え、他の教科は…?)

毎日1~2時間ほどの歌の練習、30~1時間のピアノの練習、ソルフェージュ・楽典の勉強をしながら過ごしていました。

当時は「意地でも藝大行ってやる」という想いに満ち溢れていたので、業間も楽典の黄色い本を広げていたりしました。

青春漫画の主人公にでもなったような勘違いぶりと、根拠のない自信だけに支えられていました←

 

私の通っていた高校では2年生の時に文理が分かれ、3年生の時にはさらに志望校によるクラス分けがされたので、3年生の時には文系の勉強に特化したクラスに入って藝大受験に専念することができ、学年が上がれば上がるほど効率的になっていきました。

自習するときはセンター対策に絞って、英単語帳やセンターの過去問を重点的に。

学校で配布された教材で十分対策が出来ました!

 

 

高校にはどんなカリキュラムがあるのか、学外のレッスンがどこで受けられるか、

志望高校を考える時に調べてみると良いかも知れませんひらめき電球

高校から音大を目指す人も、身近な音楽関係者の知恵を借りればいい道が見えてくるかもグッド!

 

 

3部活どうする?

 

私は中学校3年生の頃から「東京藝大に行きたい!」と言っていました。

藝大が何たるかも知らないくせに滝汗

なので高校では部活に入らずに音楽の勉強に集中する!と言ってカッコつけていました←

 

ご存知の通り、普通高校は音楽高校と違って、学校で音大受験に関する勉強をする時間が極端に少ないです。

センター対策は音高よりも出来ますが、実技が物を言う音大入試に挑むには、一種のハンデとも言えるでしょう。

 

ピアノ科など、膨大な練習を必要とする専攻の人は、部活をやっている時間はほぼないでしょうあせる

(歌の場合は、喉を傷めてしまう可能性があるため、1~2時間ほどの中で量よりも質を重視した練習をする人が多いです。)

 

そんな理由で部活に入らないでいた私でしたが、私のいた高校はクラスで授業を受けるのではなく、普段のクラスとは別の習熟度別の講座ごとに授業を受けるシステムだったため、クラス内の交流が希薄で、部活単位のコミュニティが主な環境でした。(ホームルームやクラスマッチなどのみ、クラス内の交流がありました。珍しい学校ですよねひらめき電球

なので、部活に入っていない私は孤立…。寂しいよ~えーんあせる

 

でも、私が歌好きなことに気が付いた同じクラスの女の子が声を掛けてくれて、

一緒に部員若干3名の廃部寸前の音楽部に入ることになりました。

やっぱり寂しくて…(笑)ゆるい部活だったので、レッスンに支障がない範囲で参加してたくさん歌いました音譜

部員も少しづつ増えて、友達が増えて楽しかったし、テント担いでキャンプに行ったり、部活に入らなければ出来なかった経験もたくさんしました。(声掛けてくれて本当にありがとう!

 

何が言いたいかというと、

やせ我慢せずに好きなことはやろう!!ってことです(笑)

(言われなくても!って感じですよね(^^;)

全ての両立は時に大変だったりしますが、それ以上のものを得ることが出来ます。

 

 

4まとめ

 

これまで書いてきた通り、普通高校から音大を目指すのって費用がたくさん掛かります。

レッスン代、交通費、楽譜代など…。

また、自分の知らないことや出来ないことをたくさん教えてもらって身に着ける必要があります。両親、先生など、周りの方々の支えは不可欠です。

だからこそ、やる気と根気が一番大切だと思います!!

精神論になりますが、やる気と根気がなければ、得られる協力も得られないでしょう。

本気でやれば、周りの大人も本気になって、あなたのやりたいことを全力で応援してくれるでしょう。

本人の本気は全ての根源なので、やると決めたら徹底的に!!

そして、お世話になった方への感謝を忘れずに照れ

 

…なんだか松岡修造さんみたいになってきましたが、自分自身に向かって言っているような気持ちです。

お前は日々本気で生きているのか!?

私も初心を忘れてはいけませんねびっくり修造さんの日めくりカレンダー買おうかなぁ

 

 

これまで、普通高校から音大に行く場合の話をしましたが、

藝大受験にフォーカスを当てた体験談はYouTube動画やブログにまとめています。

 

【前編】藝大声楽科受験体験談 ~受験までの道のり編~

 

【後編】藝大声楽科入試体験談~入試直前から当日のようす~

 

 

ルンルンブログ【藝大入試レポート!!!】ルンルン

 

動画に出演している3名は全員音楽高校出身ですが、普通高校の方にも役に立つ情報をたくさん紹介しているので、是非見てみてくださいウインク

 

 

長いブログでしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました!

もし自分でしっかり調べてみた上で分からないことなどあれば、ブログへのコメントやYouTubeコメント欄でお答えしていますので質問ください!

すべての音大受験生にエールを爆  笑!!