まいど!共生エアテクノ
の臭気判定士、
通称におい刑事(においデカ)
がお届けしております。
今日のにおい刑事流ガサ入れ本は・・
『スタバではグランデを買え!』
吉本佳生氏著/ダイヤモンド社さん刊行です。
におい刑事は、南山中学、南山高校、そして南山大学出身です。
南山大学では、環境経済学を専攻しておりました。
においとか悪臭、悪臭防止法などは、まさに空気環境です。
においビジネスと環境経済学は、密接に関係しています。
環境経済学が、においビジネスの経営にどれだけ役立っていることか・・。
しかも、この「スタバではグランデを買え!」の中には、
「南山大学経済学部」の学生さんにも協力した貰ったと記載があります。
しかしっ!
この経済学を学んだにおい刑事をもってすら、この本は凄い!の一言です。
何が凄いかというと、徹底的に「疑う」事がテーマになっているのです。
もちろん否定的な意味ではなく、経済学という観点からです。
価格と生活の経済学というサブタイトル通りです。
徹底的に経済学の観点から、こまか~い「なぜ」が延々と書かれています。
先日、吉本先生がゲストのセミナーも拝聴してきました。
そして、実践的な経済学が、ビジネスにいかに応用できるかを
感心しながら頭の中で考え続けていました。
環境ビジネスもマーケティングが命です。
そしてそれには経済学が必須です。
そういった意味では、最新著書である
「車は家電量販店で買え」
もさらに面白い、マニアックな内容に仕上がっていると思います。
激戦区の立地で家電量販店の出店する位置は?
なぜ350mlビールより500mlが安く売られる特売日があるのか?
なぜ7kgの洗濯機より8kgの洗濯機が安く売られているのか?
経済学的に正しい「資産運用」のノウハウとは?
レジで30%OFF&会員カード10%OFF、どちらを先に適用した方が得?
なぜ映画館は人気シリーズも閑古鳥映画も、均一の価格なの?
等など、不況の今だからこそ、経済学が見直される時代ではないでしょうか。
臭気判定士や臭気対策コンサルタント、シックハウス診断士は皆、
現場でにおいを嗅いで悪臭を知り、脱臭装置や脱臭システム、
臭気対策コンサルテーションを進化させているのです。
臭気判定士には試験を受ければなれます。
しかし実際にはそれだけでは何の役にも立たないのです。
現場でにおいを嗅いで覚えて、臭気対策をしてはじめて
臭気対策コンサルタントとなるのです。
経済学も同じです。
におい刑事が勉強していた経済学は、机上の空論的な部分も多かったのです。
しかし今、吉本先生の本を読み、講演を拝聴し、
実践で活用してこそ、本当の経済学であると感じました。
経済学を学びたい方には、おすすめの一冊です。
但し、覚悟して下さい(笑)。
スタバのファンだから読んでみようという方は、半分くらいで嫌になると思います・・。
ちなみに、都内某所のオフィスビルに入っているスタバでは、
コーヒーのにおいがビル内に流出し、テナントから臭気苦情があったようです。
カルモアが酸素クラスターを用いて、臭気対策をした事例もあります。
良いにおいや香りでも、臭気苦情は発生します。
においに関するご相談は、どうぞ共生エアテクノ
の臭気判定士や
臭気対策コンサルタント、シックハウス診断士までお寄せ下さい。
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