妊娠力チェック

不妊治療のクリニックや産婦人科を受診すると、医師からの問診があります。次に挙げたいくつかの質問は、不妊原因を探るための基本的なチェックです。病院、クリニックに行く前に一度、セルフチェックしてみてください。妊娠力チェック

 

心当たりの特徴が多ければ多いほど、不妊症の可能性も高まります。複数思い当たるようであれば、1年を待たずして病院やクリニックへ行き、詳しく検査をしてもらってください。
 

妊活体験談

1年たっても妊娠する気配がないので産婦人科で検査を受けました。 結果は「ホルモンのバランスが乱れており、着床しにくい体質」といわれ、 右側の卵管の通りが悪いこともわかり、たいへんなショックでした。 以前から基礎体温をはかっていましたが、自分でもおかしいと感じていました。
生理開始日からほぼ2週間後に排卵するのが通常ですが、わたしの場合 ...

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今までに婦人科を受診したことが一度もない?

 

「婦人科へは一度も行ったことがない」という人がいますが、婦人科の受診経験がないということは、実は自覚症状がないだけで、病気が隠れたまま進行しているかもしれません。

 

実際に、そのような方が結婚後、なかなか子どもができないので受診したところ、子宮筋腫が見つかったというケ-スもあります。

 

年齢が上がるにうれて、こうした病乱にかかる確率は高まっていきます。「自分だけは大丈夫」と安心してしまわないで、30歳を過ぎたら、年に一度は婦人科で定期健診を受けるようにしましょう。
 

初潮は遅いほうだった?

初潮が訪れるのは、12~13歳前後が一般的です。しかし、なかには「18歳でやっと初潮がきたけれど、その後はときどきしか生理がない亅と、不安を訴えてくる人がいます。

 

このように初潮が遅い、または月経周期が長い場合、ホルモンの分泌異常が考えられます。無排卵だったり、そのままにしておくと月経が止まってしまったりすることもあるので注意が必要です。

 

また生まれつき原始卵胞の数が人より少ないために、通常よりもかなり早い時期に閉経状態となる早発卵巣不全も考えられます。

 

生理不順?

正常な月経周期。つまり月経の第1日目から次の月経の第1日目はでの間隔は、ふつう25~35日です。もし、これが20日以内の短い周期で繰り返される場合は頻発月経といって、ホルモンの分泌異常や無排卵の可能性があります。

 

逆に月経周期が40日以上で艮い場合は稀発月経といって、やはりホルモンの分泌異常や無排卵の可能性が考えられます。さらに長い周期になると1年に1回か2回の人もいれば、まったくない人もいます。生理が不順だと排卵が起きていない可能性が高まります。

 

月経があっても排卵がなけれぱ妊娠は望めません。妊娠するためには、排卵を起こす治療が必要です。

 

不規則な生活やストレスが原因で、一時的に月経周期が短くなったり長くなったりすることもありますが、すぐに周期がもどるようであれば心配はいりません。

 

周期がもどらなけれぱ、排卵障害を引き起こすこともあるので注意しましょう。

 

月経痛はありますか?

月経血を押しだす際に子宮が収縮するため、月経痛が起こります。子宮がまだ成熟しぎっていない若いころには月経痛を動く感じる場合がありますが、年齢とともに子宮も成熟して月経痛は軽減していくのがふつうです。

 

逆に痛みが年々ひどくなったり、それまでにはなかったような痛みを感じたりする場合は、すぐに婦人科を受診してください。子宮内膜症や卵管の炎症、子宮筋腫などがある可能性があり、その場合は妊娠の妨げになります。早いうちに治療をしましょう。

 

月経血の量が多すぎたり、少なすぎたりしますか?

「月経血の量が3日日以降も減らない」「ナプキンが1時間持たない」「2~3cmほどの大きさのレバーのような血のかたまりが出る」「いつも1週間以上、月経が続く」など、こうした症状がある場合は、過多月経であるといえます。

 

過多月経は、子宮筋腫や子宮腺筋症が原因になっている場合が多く、妊娠を妨げる要因になりますので治療が必要です。

 

また、月経血の量がいつも少なく、月経期間が短い場合は、過少月経であるといえます。これは、月経の間隔が長い稀発月経の人に多くみられる症状です。

 

過少月経は、ホルモンの分泌異常や子宮の発育不全などが原因で起こります。過多月経と同様に妊娠の妨げになりますので、早めに婦人科を受診するようにしましょう。

 

おりものに異常はありますか?

おりものは、膣内に雑菌が侵入しないように防ぐ働きをしています。これは主に卵管や子宮顫管、膣からの分泌物で、ふだんは白く濁ってグリース状をしていますが、排卵期が近づくと透明になり、サラサラとしてきます。

 

しかし、卵管や子宮、膣などが細菌に感染して炎症が起きてしまうと、おりものの色やにおいが変わってきます。

 

もし強いかゆみや腹痛、発熱などがある場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。おりものの変化に早く気づいて、きちんと治しておくことが不妊の予防につながります。

 

外陰部にかゆみがある?

外陰部のかゆみは、下着の繊維刺激によっても起こりますが、脱毛剤による炎症やかぶれ、ダニなどによる虫さされによっても起こります。

 

また、カンジダ肺炎やトリコモナス肺炎によって、かゆみが生じることもあります。膣炎だけではなく、性行為感染症(STI)を引き起こしている場合には妊娠の妨げになりますので、早期に治療をしましょう。

 

外陰部のかゆみというとつい恥ずかしくて市販の薬を使って自己流で治そうとする人がいます。しかし、かえって悪化するケースが多いので、かゆみが生じたときは早めに受診することをお勧めします。

 

性行為感染症や腹膜炎を起こしたことがありますか?

性行為感染症(STI)は、そのまま放置していると不妊の原因になります。性行為感染症から子宮頸管炎や子宮内膜炎、卵管炎などを引き起こすこともあり、治療を中途半端にすると卵管の狭窄や閉塞などにつながります。

 

さらに炎症が悪化して腹腔内におよぶと腹膜炎を引き起こし、腹膜と卵巣、卵管などの生殖器官が癒着して、正常に機能しなくなってしまいます。そうなると、もはや性行為での自然妊娠は望めません。

 

性行為感染症(STI)や腹膜炎になったら治療を中断せず、完治するまでしっかりと治療を続けることが大切です。

 

婦人科系の手術を受けたことがありますか?

卵巣、卵管、子宮などの生殖器官の手術は、妊娠の障害になることがあります。
幼少期や成長期に外科系、婦人科系の開腹手術を受けたことがあったら、婦人科、または不妊症専門医のいる医療機関での検査をお勧めします。

 

手術痕があるのに記憶がない場合などはご家族に尋ねてみて、どの器官のどんな手術だったかをしっかり認識しておきましょう。

 

女性の既往症と不妊

  • 虫垂炎
  • 腹膜炎
  • 性器結核
  • 性感染症
  • 流・早産、子宮外妊娠

これらの既往症が原因で、不妊症になることがあります。

女性の既往症と不妊には重要な関係があります。とくに開腹手術のともなう虫垂炎、帝王切開、子宮外妊娠、腹膜炎などの既往症がある場合は、必ずその後の経過を検査しておきましょう。

 

開腹手術の後遺症として卵管癒着が起きたり、卵管がつまることがあります。

また、肺結核の場合は抗生剤の投与で肺は治っても、子宮や卵管に飛び火していることがあります。

 

飛び火した場所の結核も容易に治りますが、卵管結核が完治するということは、卵管が癒着して詰まることもあるということを意味します。きちんと検査をして不妊症の原因になっていないかを調べましょう。

 

不正出血はありますか?

不正出血とは、月経血以外の出血のことを指します。子宮がん、子宮筋腫、子宮内ポリープ頸管ポリープなどの疾患が原因で起こる症状です。

 

また、性行為感染症の炎症悪化や、卵巣機能不全、ホルモンのアンバランス、子宮頸部のびらんや膣の炎症などが原因となる場合もあります。ほかにも月経の前後に少量の出血がある機能性子宮出血や、月経と月経の間に少量の出血がある排卵期出血など、あまり心配のいらない出血もあります。

 

しかし、不正出血が起こっても、それが大丈夫か否かを自分で判断することは非常に危険です。不正出血が起こったら、迷わず医療機関へ行きましょう。

 

中絶経験はありますか?

不妊で悩んでいる人のなかには、「結婚前に妊娠中絶手術をしたことが原閃なのでは?」と思っている人も少なくありません。

 

現在では医療技術、設備ともに進歩していますから、中絶手術そのものが悪影響をおよぼすことはほとんどないはずです。

 

しかし、危険にさらされたりすることもあるので、軽い気持ちで中絶手術に臨まないことが大切です。中絶の手術後、炎症や発熱が起きたとか、不正出血が続いたなどの異常があった人は、信頼のおける医療機関で検査をすることをお勧めします。

 

また、中絶を何度も繰り返している人の場合、子宮内膜が萎縮や癒着を起こしていたり、子宮や卵管、腹膜などに炎症が起きていたりするケ-スがあります。ひどくなると月経が止まることもありますから注意が必要です。

 

もし癒着部分があれば、妊娠前に癒着部分を剥がして治しておかなければなりません。治さないで妊娠をすると、着床不全などを起こして流産の原因にもなります。こうした症状を正確に診断、治療していくうえで、過去の手術情報はとても重要です。

 

婦人科を受診した際に中絶の有無などを聞かれたら、回数も正確に答えるようにしましょう。

 

開腹手術を受けたことはありますか?

最近では腹腔鎰手術が主流となっていますが、子宮筋腫や腹膜炎、虫垂炎などでお腹を開く手術をしたことがある人は、腹腔内で癒着が起こりやすい状態になっています。

 

開腹手術を受けたからといって必ずしも癒着が起こるというわけではありませんが、卵巣や卵管などが癒着を起こしてしまうと、妊娠を妨げる原因になってしまいます。

 

開腹手術の経験がある人で、なかなか妊娠しなかったり、腹痛があったりする場合は早めに婦人科を受診してください。

 

下腹部に触れるとなにか違和感がありますか?

「下腹部が張る」「下腹部が膨らんできた」「下腹部に触れるとしこりを感じる」といった症状がある場合、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣褒腫、子宮がんなどの可能性があります。ガスが溜まりすぎても、おなかが張って痛みをともなうことがあります。

 

病気の場合は妊娠を妨げる原因になります下腹部になにか違和感があったら、ためらわずに婦人科を受診しましょう。

 

腹部や腰に痛みがありますか?

内科や整形外科でもわからない原因不明の腹痛や腰痛の場合、子宮筋腫、子宮内膜症、性器結核、性行為感染症(STI)による子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎などが考えられます。

 

いずれも婦人科できちんと治療をしなくてはならない病気ばかりです。痛みがある場合は我慢しないで、すぐに医療機関へ行きましょう。

 

セックスができないことがありますか?

「子どもをつくりたいけれど、セックスがうまくできない」「セックスに賺悪感がある」など、セックスに関して悩みを抱いている人は意外と多くいます。

 

セックスができない理由としては、膣狭窄や処女膜強靱症、また外陰部の異常など肉体的に原因がある場合と、精神的なものが原因となる場合があります。

 

ついひとりで悩んでしまいがちですが、こうした症例はよくあることなので、あまり深刻にならないことです。恥ずかしがらずに対処法や治療法を医師に相談してみましょう。

 

性交痛はありますか?

性交痛を起こす原因としては、子宮筋腫、子宮内膜症、膣や外陰部の炎症が考えられます。セックスのときに男性器によって病巣部分が刺激されるため、激しい痛みが生じるのです。

 

また、膣狭窄の場合も痛みが生じますし、女性ホルモンが減少していても性器が潤わず、性交痛を起こします。セックスのときに痛みがあっては、ただ苦痛なだけです。

 

我慢していると、だんだんそれがストレスになり、やがてセックスに嫌悪感すら抱くようになってしまいます。

 

痛みの原因が病気の場合は不妊の原因になりますから、痛みが生じたときには我慢せず、すぐに医療機関へ行きましょう。

 

月経中にセックスをしていますか?

月経中でも気にせずセックスをする人がいますが、月経中は膣、子宮内膜とも傷つきやすくなっています。しかも月経血は雑菌にとってとてもよい培地となり繁殖しやすいので、セックスは控えたほうが賢明です。

 

体内に侵入した雑菌は、尿道から入れば膀胱炎や腎盂炎に、膣から入れば膣炎や子宮内膜炎、卵管炎などを引き起こし、不妊の原因になる場合もあります。

 

あとあと不妊で悩むのがいやだったら、月経期間中のセックスは慎んで、妊娠しやすいからだづくりを心がけましょう。

 

乳汁が出たり、胸が張ることはありますか?

妊娠しているわけでもなく、また出産Lて授乳中というわけでもないのに、乳首から乳汁が出たり、胸が張ったりしていないでしょうか。

 

これは、高プロラクチン血症というホルモン異常によって起こります。乳汁が分泌される以外にも、排卵や月経を止める、または受精卵の着床を妨げることがあります。

 

乳汁が出る、胸が張るといった症状が出たら、すぐに婦人科を受診するようにしましょう。

 

貧血はありますか?

女性の場合、月経によって毎月一定量の血液が失われます。そのため、食事での十分な鉄分補給が必要です。

 

「最近、月経血が多くてフラフラする」「月経痛がひどい」などの症状があったら、子宮内膜症や子宮筋腫などが原因で、過多月経になっている可能性があります。

 

その場合、通常よりも多くの血液が失われてしまうために貧血が起こっているので、早めに婦人科を受診して、血液検査で貧血の有無も調べてもらうようにしましょう。

 

胃潰瘍の薬や精神科の薬を飲んでいますか?

胃潰瘍の治療や抗うつ剤として使われるスルピリド製剤(ドクマチール)には副作用があり、高プロラクチン血症や月経不順、無月経を引き起こす場合があります。

 

誰にでも起こるというわけではありませんが、抗うつ剤や強力な精神科の薬を現在服用している人、または過去に服用したことがある人は要注意です。副作用が妊娠の妨げになっていないか、一度検査をしてみましょう。

 

頻尿ですか?

「トイレが近い」「いつも尿漏れパットが手放せない」などの症状がある場合、婦人科系の病気では、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮がんなどが考えられます。

 

大きくなった腫瘍が膀胱を圧迫して尿意を感じやすくしてしまうのです。また、膀胱炎でも残尿感をともなった頻尿が起こります。

 

水分の摂りすぎや冷えからでも頻尿になることがありますが、数日続くようであれば、ためらわずに医療機関へ行きましょう。

 

内科的な持病を持っていますか?

糖尿病、高血圧、甲状腺障害、腎臓病、肝臓病などの内科的な疾患が原因で、ホルモン異常が起こる場合があります。

 

ホルモン代謝異常は不妊と密接に関連しているため、これらが持病の場合は注意が必要です。また、持病の薬のなかには妊婦にふさわしくない薬もありますから、主治医とよく相談をしておくことが大切です。

 

肥満ぎみですか?

肥満とは、正常な状態に比べて体重が多い状況、あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況をいいます。肥満でなくても、標準体重が1年間に30%上回ってしまうと、月経がとまってしまうことがあります。

 

肥満は糖尿病などの生活習慣病になりやすいばかりでなく、子宮がんのリスクを上げたり、無月経になったりする可能性が隠れているので注意が必要です。

 

多嚢胞性卵巣症候群では、少なからず肥満を伴います。体格指数(BMI)が25以上の方は気をつけましょう。

 

体重が標準以下でやせていますか?

女性のからだが正しく機能するためには、適度な体脂肪が必要です。栄養を摂らずに体重や体脂肪を落とすと、貧血やめまい、動悸、息切れなどが起こり、体調不良を感じるようになります。その結果、卵巣の機能不全が起こり、月経不順、無月経といった状況に陥りやすいので気をつけましょう。

 

無理なダイエットをしたことがありますか?

妊娠を望むのであれば、無理なダイエットは禁物です。妊娠するにはバランスのとれた食生活が基本。食事を抜いたり、サプリメントだけを摂っていたりすると、栄養障害が起きてホルモンの分泌に異常をきたします。

 

また、短期間に急激に体重を落とすと、皮下脂肪が減少して月経不順や無月経になることもあります。無理なダイエットは決してしないようにしましょう。

 

激しい運動をやりすぎていませんか?

適度な運動は健康維持のためには必要なことですが、激しいスポーツのやりすぎには注意が必要です。
スポーツ選手のなかには、通常3~5日間ある月経日数が1~2日足らずになってしまっている人や、運動性無月経になっている人もいます。

 

運動のやりすぎで肉体にストレスを与えすぎると、ホルモンのバランスを崩して妊娠を妨げる要因になります。適度な連動を心がけるようにしましょう。

 

冷え性ですか?

真夏でも首筋や肩、腰、手足が冷たく、常に靴下や上着が欠かせないという極度の冷え性の方がいます。

 

このような人は血液やリンパ液の循環が悪くなっていると思われますが、代謝障害や甲状腺機能の低下、膠原病などの病気の可能性もあります。これらの病気は妊娠の妨げになりますから、一度検査をすることをお勧めします。

 

お酒をたくさん飲むほうですか?

適量の飲酒は血液の循環をよくし、リラックス効果もあります。ただし、飲みすぎには注意が必要です。また、妊娠中は胎児に悪影響をおよぼすため、決して飲んではいけません。

 

タバコは吸いますか?

タバコは百害あってー利なしです。タバコの煙のなかには200種類以上の有害物質が含まれています。とくに二コチンやタールには毒性があり、血管を収縮させて、卵巣などの生殖器の血流を低下させます。そして、ホルモンの分泌を悪くして妊娠を妨げてしまいます。

 

また喫煙する女性は、タバコを吸わない女性に比べると流産や早産が多く、未熟児や低体重児、奇形児などが生まれやすいといえます。出産を望むのであれば、タバコは吸わないようにしましょう。

 

ストレスはありますか?

人は強いストレスを感じると、自律神経が乱れてしまうことがあります。すると、女性ホルモンの分泌を調整している脳の視床下部が影響を受け、性腺刺激ホルモンの分泌にも異常をきたすようになります。

 

視床下部から脳下垂体、卵巣、子宮へと指令伝達する機能が壊れてしまうと、ホルモンのバランスが崩れ、月経不順や無月経、排卵障害などを引き起こします。

 

長期にわたって強いストレスがあると、不妊症をどんどん悪化させてしまいがちでもどんなことでもかまいませんから、ひとりで悩まず、専門医に相談して早めに解消するようにしてください。

 

不規則な生活ですか?

不規則な生活をしていると、からだのリズムが乱れ、卵巣機能不全、月経不順や無月経といった症状を引き起こします。ふだんから規則正しい生活を心がけて、妊娠しやすい元気なからだをつくりましょう。

 

食生活はかたよってますか?

偏食は長い時間をかけて身につけてしまった食生活の悪癖です。成人してから偏食を治すのは大変なことですが、偏食によって栄養が欠乏すると不妊の原因になります。

また、過食による肥満や拒食によるやせすぎも排卵障害を引き起こす原因になります。
治療をはじめる前に偏食を改め、栄養バランスのとれた食事を1日3食規則正しく食べるようにしましょう。男性不妊の特徴やなりやすい人はこちらで紹介しています。