冷え性

忙しいからと、いつもシャワーだけですませている人はいませんか? 湯船に浸かると自律神経のバランスが整って、体温調節がうまくできるようになります。
入浴は冷えを改善するための近道でもあります。熱すぎるとのぼせるので、39℃くらいのぬるま湯で約20~30分、半身浴を。心までリラックスしてストレス解消にもぴったりです。 就寝1~2時間前の入浴で少し体温を上げておくと、寝つきがよくなるといううれしい作用もあります。 アロマオイルをお湯に入れたりしてバスルームを居心地のいい空間に変えてバスタイムを毎日の楽しい習慣にして、悩ましい妊娠の大敵冷え性を撃退しましょう。
市販のハーブバスソルトでもいいですが、精油が手元にあれば、それを浴槽に3~5滴たらせばアロマバスに早変わりします。 冷え性にはローズマリーやスイートマジョラム、リラックスには柚子やジャスミンなどがおすすめです。 また睡眠は量より質です。ある程度の時間を確保することも必要ですが、大切なのは睡眠の深さ、熟睡することです。 普段たくさん寝てもスッキリしない、体調がイマイチ、というなら、眠りの深さが足りていないしるしかもしれません。
人間は、体温が下がり始めると強い眠気を感じます。眠る1~2時間前にお風呂やストレッチで体温を上げておくことが大切です。 このとき、お風呂はぬるめに。熱すぎるお湯は交感神経を興奮させ、眠りを妨げます。 夜遅くの激しい運動もや遅い食事も体温が下がりづらくなる一因です。
また、夜遅くまで光の刺激を受け続けると、眠りを誘うための脳内物質が分泌されず、眠りの質が落ちてしまいます。 仕事などの残業はほどほどに。コンビニなど明るすぎる場所にも、夜はなるべく行かないようにしましょう。 パソコンやスマホ、TVの強い光も、脳を刺激し、深い眠りを妨げてしまいます。眠る1時間前には、オフする心がけをしてください。 夜は、弱めの光でゆっくり過ごしてください。睡眠で女性ホルモンを元気にし妊娠しやすい体作りをしましょう。