子宮と卵巣を温めよう!冷えない体になる

冷え性は女性の大敵!そしてもちろん、妊活の大敵でもあります。 冷えると血管が収縮して流れが悪くなり、子宮や卵巣の血流も低下するので、排卵や着床がスムーズにいかなくなってしまいます。 温かい体=妊娠しやすい体です。 外から中から温めて、体をポカボカにしましょう。

妊活体験談

40歳で妊娠できました。!! 本当にありがとうございました。 34歳と結婚が遅く、冷え性や甲状腺機能低下症などあり、いつも疲れやすく家では、眠ってばかりでした。 不妊の検査では、高プラクチン血症、多のう胞性卵巣症候群、子宮筋腫、黄体機能不全と、いろいろ見つかり、果たしてこれで妊娠できるのだろうかと、不安ばかり大きくなりました。 年齢の事もあり ...
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温活3つのポイント

1.外側から温める

冷えから体を守るために、服装に気をつけて。ファッションを重視して薄着や生足で体を冷やすと、妊娠力の低下につながります。 とくに、子宮や卵巣に近いおなかや腰まわりを冷やさないことが大事です。

2.内側から温める

外側から温めるだけでなく、内側から温めるセルフケアも大切。 毎日の食事に注意したり、運動を心がけたりすることで、体の中からポカポカに。 冷たい飲食物はとらないようにし、下半身の血流をよくする運動を習慣に。

3.生理期や排卵期はとくに冷やさない

生理が始まると、急に基礎体温が下がるので、生理中はいつも以上に温めケアを。 また、排卵がスムーズに行われるように。排卵期(生理周期28日の場合、13~15日目ごろ)の冷えにも要注意です。

こんな人は要注意!

  • 生理痛がひどく、経血の色が黒っぽい。経血にかたまりがある
  • 基礎体温を測ると、生理が始まっても体温の下がりが悪い
  • 低温期が36°C以下。高温期が短い(10日未満)
  • タバコを吸っている
  • 生理のときに温めるとラクになる
  • ー日のうちのほとんどを椅子に座って過ごす
  • 冷える場所にいる時間が長い
  • 冷えやすい服装で過ごすことが多い
  • 冷たい飲食物をよくとる 冷えを取る温活

◆下半身をガードする温かい服装を

腰まわりを冷やさない服装を心がけましょう。 腹巻きや毛糸のパンツなどで下半身を温かく保つと、骨盤内の血流のめぐりがよくなり、卵巣や子宮も温まります。 とくに生理中は、冷やさないように注意が必要です。生足やローライズのパンツなどは避けましょう。

◆鍋やスープを定番に

体を温める代表メニューが鍋やスープ。 あつあつの汁が体を内側からポカポカにして、肉や野菜などの栄養もたっぷりとれます。 寒い時期は、定番メニューに。

◆よく眠る

なんとなく夜更かしをして寝不足ぎみという人も多いようですが、睡眠が足りないと体を冷やします。 早寝を心がけ、最低でも6時間以上は眠るようにしてください。

◆大また歩きを心がける

デスクワークなどで体を動かすことが少なく、運動不足だと、下半身の血流が滞りがちに。 両脚を大きく動かす「大また歩き」をするだけで、下半身の血流がアップして、卵巣や子宮にも温かい血が行き渡ります。 ふだんから意識して歩いてみてください。

◆太ももの内側やおなかを刺激

太ももの内側やおなかは、冷えが入り込みやすい部分です。 お風呂に入ったときには熱めのシャワーを当てたりツボ押しで刺激するのも効果的です。 ひざがしらの内側の縁から指3本分くらい上がったところにあるツボ「血海」には血流をよくする働きがあります。 またおへそから指3、4本分下にある「関元」は体を温める力を高め、生理痛の改善にも有効です。

◆みかんやしょうがを入浴剤に

お風呂はシャワーですまさず、湯ぶねにつかると、体がしんから温まります。 入浴剤を加えると、温浴効果がさらにアップ。みかんの皮やしょうがを活用するのもいいでしょう。みかんの場合は2~3個分の皮(ワックスつきのものはこすってよく洗う)をそのまま、しょうがの場合は1~2かけを薄切りにして干し、だし用パックなどに入れてお湯に浮かべます。

◆脚上げエクササイズ

家事や歯磨きなどをしながらでもできる冷え取りエクササイズ。 壁に片手を突いて立ち、片脚ずつ横に上げる→そのまま足先を前後に動かす。 これを2、3回繰り返します。簡単なので、気づいたときにこまめに行うようにしてみてください。

これは避けて!

×タバコ

タバコは血管を収縮させて、「血」のめぐりを悪くします。

×無理なダイエット 

無理なダイエットはエネルギー不足をまねいて体を冷やす原因に。

×座りっぱなし

座りっぱなしで運動不足な生活も、血流を悪化させます。