にんにん・後編 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想書庫です


苦手な方はお気を付けください





















「忍法……にんにん!」




これはダメだ、ダメなやつだ


捻り出した忍法がまさかの「にんにん」だなんて

期待に添えなくてごめんな、ニノ



「あーーーっ」

「ニノっ?!」



叫びながら倒れたぁ!なんで?!



「やられたぁーっ」

「どうした?!大丈夫かっ?!」

「胸が…」

「胸がどうした?!痛いのか?!」



さっきの苦し紛れ忍法にまさかそんな怖い効果があるとか…



「どきどき…」

「胸がドキドキ?!」



心臓に異変!それは大変だっ!!



「あーっ 胸がぁ、胸がぁ~」

「ニノ!ニノー!」

「きゅんきゅんするぅ~」

「……キュンキュン?」



にんにんで胸がドキドキしてキュンキュンする?

それは一体どんな状態なんだ??



「どうしよ~

にんぽーすご~い

大野さんをもっと好きになっちゃったよぉ~

あ~ん、こんな近くに大野さんが居るよぉ~

かっこいいよぉ~

照れちゃうよぉ~」



小さな手で胸をきゅっと押さえて、床をころころ転がってる



「…ニノ?」

「呼ばれたぁー!

見つめられてるぅ

どうしよぉ~てれるぅ~とけるぅ~すきすき~」

「にんにん」

「ああ~♡

またにんぽーかけられちゃったぁ~

どうしよぉ~どきどききゅんきゅんが止まらないよぉ~」



オイラって可愛い恋人をもっと可愛くする忍法使えたんだな



「にんにん」

「きゃふ~ん♡」



しかもこの術は何度でも効くらしい



「にんにーん」

「やぁ~ん♡」

「にんににーん」

「あふ~ん♡」

「にんにににーん」

「あ、ぁあんっ」

「にににんにーん」

「ぁ…はぁん…」

「にんにん、つんつん、ぺろぺろりん」

「ぁ…ぁふ…ゃん…」



にんにん無限段活用

ラブ系忍法、恐るべし




「ニノ」

「…ふぁい♡」



くねくねでふにゃふにゃでも、俺だけを見つめる瞳はハートのまんま



「ここだけの話なんだけど…この術には秘密があるんだ」

「ひみちゅ…」

「実はこの忍法、ベッドの上だともっと効くんだっ」

「もっとぉ?…はぅ…しゅごぉい♡」

「かけてやろうか?」

「ん!ん!」



懸命に頷くその姿、確と受け取った!



「よーし、たくさんにんにんすっぞ~」

「にんに~ん♡」





















終わり