ぱーりぴーぽ・21と22 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















21




「潤…どういうことだよっ」



いきなり胸ぐらを掴んで詰め寄る翔くん



「大勢の目の前で、 気 持 ち 良 さそうに イ っ た 奴に言われたくないね」



松潤は、ドン!と胸を突いた



「…だって…変な機械とか…」



足元のおぼつかない様子で俯く翔くん



さっき相葉くんのことをドSって言ってたけど


松潤はその上を行くよねぇ?




「…お…のさん」



ニノはなんかもうふにゃふにゃで


横の二人のやり取りを見て、さらに泣きそうな顔になってる



「お疲れ様、ニノ

部屋用意してもらったから行こう」



答えを待たずに抱き上げて、振り返った



項垂れる翔くんに詰め寄る松潤へ



「ここで殴り合いとか…駄目だよ?」



ウインクを残して、会場を後にした








「ドア開けるから、一回降ろすよ」



なにも言わず、腕の中で静かにしていたニノを廊下へ降ろす



「…ぁっ」



膝が抜けて、崩れそうになるのを片手で支えて

カードキーを差し込んだ




ニノをベッドへ運んで、ジャケットを脱ぐと

チーフの横に小さな光が見えた



…相葉くんのお土産だ



さすが気の利く主催者だなぁ




唇をきゅっと結んで


ベッドの端に座って縮こまっているニノ



「気持ち良かった?」



顎の下に手を入れて、持ち上げた
















22




「…ごめんなさい」

「なにが?」

「途中から…訳分かんなくなって…

大野さんとキスしたら…余計に訳分かんなくなって…」



泣きそうだなぁ



…可愛いなぁ




「いいよ、ゲームだもん

急にあんなことされて怖かったよね」



隣に座って、肩を抱いた



「うん…怖かった」



胸に顔を寄せて、俺のシャツをきゅっと掴んでる




今までの秘書は、仕事が出来て、連れ歩くのに見劣りしなくて

あとは言うことさえ聞いて静かにしてくれてたらなんでもよかった



「ニノ」



あのゲーム、いつもは笑って見てた


BETして楽しんで、適度に稼いで

拍手して盛り上がって

うちの秘書が壇上に上がっても、なんとも思わなかった



でも、今日は違った

ニノを見てたら、身体が熱くて仕方なかった



…自分がそうなる予感はあった

だけど、まさかこれほどまで燃えるなんて思わなかった




「練習しようか」

「…練習?」



不安げに見上げたニノに微笑んで

手の中にある、相葉くんから貰ったお土産のスイッチを入れた
















つづく