続・再び部屋の中へ4 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「これ以上嫌われたらどーすんだよ!!」

「嫌われって…へっ?」

「また間違えて嫌われる前に帰るんだから!離せって!!」



えーっとぉ…



「俺がカズを嫌いになる理由なんて無いけど」

「無責任なこと言うな!!」



無責任って言われても…



「また間違えたら今度こそ話もしてもらえなくなるんだろ?!


やっと出会えたのにそんなことになったらどーすんだよ!

もっと勉強してちゃんと出来るようになって…だから…お願いだから…離して…」



最後のほうは声が震えてた

抱きしめてる身体も小さく震えてる



あー…やっちゃった…




「ごめんカズ、違うから」

「…離して…」

「違うから、ね?」

「…やだ…もうやだ!離して!これ以上ここに居たらサトシに嫌われるっ!嫌われる前に帰るっ!帰るって言ってるのに!なんで離してくれないの?!嫌いだから?!嫌いになったの?!もう手遅れだから離してくれないの?!」



賢い頭がパンクしちゃってるな

どうしよう?



「カズ」

「離せよ!離せっん゙ーっ…ん゙んんっ」



気持ちをちゃんと聞きたくて黙ったことがカズを不安にさせちゃった



ごめんね

帰らなくて大丈夫

好き

好きだよ

嫌いになんてなれないよ

カズのことが、とっても好きだから



言葉で伝える前に、行動で伝えた




「…落ち着いた?」



暴れる身体が落ち着くまでキスして

震えが止まるまでキスして

テンパってるのが整うまでキスして

安心してもらえるまで、キスをした




「ごめんね、カズの声いっぱい聞きたくてちょっとだけ黙ってた

不安にさせてごめん」

「…サトシ」

「ん?」

「…キス…しちゃったよ?

舌も…絡めちゃった…」

「カズとキスすると止まらないんだもん」

「俺、帰るって言ったのに…キスに夢中になっちゃった…」

「うん」

「自分で言ったことも守れないのかって…軽蔑するよね…」



うわっ!今度はそっちから来た!



「帰って欲しくなかったから、キスしたの

チョー気持ちよかったね?」

「…ん」

「も~ 困っちゃったよ」

「…え?困る?!」

「だから違うから!」



ビクッと震えたカズをグッと抱きしめ直した

















つづく