※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
「持って」
「うん」
たくしあげられたシャツを持つ
「 乳 首 と 乳 首 の距離…なるほど、目視と実数値に僅かなズレあり」
どこから出してきたのか、手には定規があった
学生時代に筆箱に入ってたようなやつ
それが、肌の上に置かれる
ヒヤリと感じる場違いな文房具
カシャ
その状態のまま、記録された
「 乳 首 を改めさせていただく」
「どぞ…」
「一回 舐 めると…」
「ん…」
「ふむ、すぐに尖る、反対側は…触れてないのにもう尖ってきた」
カシャ
「二回目…三回目…質量が増す、色が鮮やかになる」
カシャ
「指で潰す、摘まむ、摘まんで引っ張る、また潰す」
「あ…しょ…さん」
「ここで 胸 を 反 らして、カズからおねだり」
カシャ
「あ…」
「この段階からシャッター音にもあり」
「はぁ…ん…」
「腰 が 浮 く 、羊が盛り上がる、羊が濡れる、羊が更に盛り上がる、なぜ?」
「なぜ…って…」
「まだこっちに触ってない、なのになぜ羊は盛り上がるのか
知らないカズがまた出てきた」
「あっ…ん」
胸の上の定規が、羊に添わされた
「羊のテント…計りにくい、足を持って」
「ぅ…ん…」
「どんどん高くなっていく羊、中で増殖してメェーメェーと鳴いているのか」
いつもの翔さんに戻ってる…?
真面目で、勉強家
それを強く自覚した上で、存分に楽しんでる
俺の大好きな翔さんだ
「カズの エ ロ さ は無限大か否か」
首の下でまとまっているシャツと色が変わった羊パンツ
カシャ
自分で 膝 を持って 足 を 広 げてるこの姿
カシャ
全ての変化が翔さんのカメラに収められていく
「頭の中は?なにを考えてる?」
「翔さんのことを…」
「俺の、なに」
「記録の次は…記憶に残してくれないかなって…思ってる」
「…ふむ」
「翔さん…好きだよ
俺が翔さんをどれだけ好きか…ちゃんと確かめて?」
右から( →_→)
左から(←_← )
正面から( ・ _ ・ )
焦 れていく様をねっとりと観察した後、ぽいっとカメラを投げた
つづく