185階・6-2 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。











「あっれ~?転がらない?おぉ~びっくり~」



曖昧になった意識が背負われて、箱が上へ動いて、ベッドへ運ばれた



「これで狙ったところを外さずに突けるね?」



雅紀のと俺のとでぺとぺとになった身体を丁寧に拭かれる




「まぁ…く…」

「にのちゃんの元気くんは落ち着いた?」

「ん…」



器用な手に髪を梳かれて、その心地好さに目を閉じて頷く



幸せな安心感と、幸せな気怠さ

トゲトゲしていた俺はどこかへ吹き飛ばされてしまった



雅紀の側が心地よくて、眠気に誘われる





「俺のびんびんくんはぁ…」



ほんとにびんびんだったね


俺なんてもう 壊 される寸前よ?



…雅紀になら、 壊 されてもいいんだけど



「にのちゃんのお望み通りまだまだ元気くん!」



…え?



「せっかく転がらないベッドを準備してくれたんたから、ちゃんと試さないとー!」

「ちょっ…」



眠る準備に入っていた瞼がパチッと開く



ウキウキしながらこのマットを買った、早く試して欲しいと思ってた

だけど、あれだけした後なのにマジで今から試すの?!




「ちょ…待っ…」



開 かれた 足 の 間 には、すでにやる気満々の雅紀がスタンバイしてる



「嘘…もうそんな…」

「煽ったのは、にのちゃんだよ

勝手に寂しくなって、またため息でもついてイライラしてたんじゃないの~?」

「違…」

「にのちゃんの口は平気で嘘言うからね、身体に直接聞くね?」



そこはもう今日だけで数えきれないほど 突 かれてる

雅紀によって、雅紀のカタチにされた俺は、簡単に雅紀を飲み込んだ



「あ゙っ…やっ…」



せっかく綺麗に拭いたのに、またぺとぺとにする気?!



「さっきみたいに~、俺に素直に手を伸ばす?

そしたらおてて繋いであげてもいーよ?」

「あっ…この…あぅっ…体力…馬鹿がっ」

「ふふふ~ 悪態ついてもダメ~」

「やあっ…やっ…ぁああん…」




嫉妬も、腐敗も、悪態も

こいつには全く通用しない



それが悔しくて悔しくて

こんなにも


嬉しい




今宵の185階は、待ちに待った激しい風が吹いている模様です





















終わり




にのあいさんリクエスト・かず君大好き様、アメンバー様