ヤンデレとヤンデレの事件簿① | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















一歩でも外に出た時は、常に演じている



お互いの名前を汚さないように

お互いの職業を潰さないように



これはもはや当たり前注意事項で、長年やってるから苦ではない




ツンデレなるものが世に流行った頃

ヤンデレという言葉も出てきただろうか



病んでいるかの如くデレる…?



「これって貴方のこと?」

「お前のことだよ」



二人で笑った




常識とは

一般の社会人として、だれもが共通してもっている知識や分別



普通とは

他の同種のものと比べて特に変わった点がないこと




二人きりの時だけ、それらは無いのかもしれない



でもそれでいい



本日も快晴!

我等ヤンデレ街道驀進中なり






①キスしなかった事件




二人とも無言

圧ある空気



ここで病んでなるものか

他の誰にも見せてやるものか



言いたいことを言える環境ではないことで、内なるゲージだけが上がり続ける





カチリ



玄関の扉が閉じて、鍵を回した瞬間

両手で頭を掴まれた




「して欲しそうな顔すんじゃねぇよ」

「して欲しかったのを隠すなんて出来ません」

「プロならやれ」

「プロなら冗談でキスしてください」



唇が触れる距離

視界は瞳しかない



「冗談でキスなんか出来ない」

「プロならやってください」



仕事の内容に意見するのはお互いに控えてる



だけど今日は、収録後から帰宅まで

言いたいことを言えない時間が長過ぎた

















つづく