※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
「俺って駄目ですよね…本当にごめんなさい」
「くっ…くははっ…あははははっ」
「…旦那様?」
意図が分からないというように傾けた顔を引き寄せて、強引に深く絡めた
「んんっ…んぅ…はぁ…ぁ…智様…」
私だけが映る瞳だ
「嬉しいに決まっている!
さぁ、帰るぞ!
そのまま昂っていなさい、存分に乱してやるっ」
「…へっ?わっ!わぁ~!」
和也を抱えて、屋敷へ続く道を駆けた
「ただいま戻りました~んっ」
楽しい宴を最後の一人になるまで満喫した
だってあの二人がさぁ、帰してくんねーんだもん
「旦那さまぁ~楽しかったでぇ~すぅ
カズの体調はいかがかなぁ~?」
ご挨拶をしてから帰ろうと、大野家の屋敷へ戻って門をくぐった
「旦那様~?カズ~?」
もう寝てしまったかな?
廊下を進むと、旦那様のお部屋から灯りが漏れている
『ぁああんっ…はぁああんっ』
『和也…』
あらら!戸に写る影が激しく動いておりますぞっ!
『あっ…そんな奥まで…んあっ…智様っ…』
『もっと深くまで私で侵してやる…』
『…智様……ひっ…ぁうっ…ぁああっ…』
静かに廊下を引き返して、外へ出た
「今宵のあんあんも激熱ですなぁ…うひひっ」
少しだけ心配だった二人も蕩けそうな顔してたし
こっちの二人は相変わらず仲良しだし
「…ってことは、いよいよ俺の番か?!
そろそろこのじゃじゃ馬君も我慢の限界だしね!
早速旦那様へご紹介させていただこうっ!」
でも明日は無理だな~
さっきの様子だと、カズは朝のお仕度に出てこれそうもない
「旦那様ってほんと元気!
俺も負けないぞ~!」
終わり