潤様VS翔様・13 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「俺が貰うって決めたから!お前は攻めんな!」



濡れた唇を拭って、真っ赤な顔で「する」宣言された



「うん…あげるよ」



幼い頃からそれを望んできた



「潤が望むなら、全てをあげる」



帯を抜いて、衣を脱ぎ捨てた





「あ…」



今、目を逸らした?

まつ毛が震えてる



「潤?」

「それ…もう天狗かよ…」

「天狗?」



自分を見下ろすと、すでに熱り勃っていた



「あぁ…居るね、元気なのが」



だってさぁ、天使に触れたんだよ

それだけでさ…



「俺の、そんなに凄い?」

「べ…別にっ…俺だって負けてないし!」

「見せて」

「…え」

「潤がするなら、先に俺が潤を貰わないとだよ

銜えるから、見せて」



帯に手を伸ばすと、パシッと弾かれた



「…なに」

「自分で出来る」



逸らされていた瞳は、睨み付けるように俺を見ている



「自分の意思で進む

責任と責務と、翔の人生を背負うから」



強い覚悟とは、こんなにも美しいものなんだな…



「責任と責務は、半分背負う

俺の人生は背負わなくていい」

「…なんで」

「望んでここに居るんだ

潤が倒れそうになったら支えるからさ

俺が倒れそうになった時だけ背負ってよ」

「そうか…二人で生きるとはそういうことだよな…」

「そうだよ」

「俺がまた間違えそうになったら、手を引いて欲しい」

「その手を、絶対に離さない」

「…ありがとう、翔」



ふわりと微笑んだ潤

弱さを認めることで、この人はより美しくなっていく



困るなぁ…



襲いたくて、堪らなくて


身体が暴れないようにするだけで精一杯だ




「じゃあ…脱ぐから」



絹が擦れる音に煽られる



はらりと布団に落ちた帯

胸元が肌蹴て、光るような白い肌が覗いた



「銜えるのはしなくていいよ

指に付けるからさ、それを舐めるだけで…あっ…んっ…んん…」




唇が動いていて、それはまるで塞いで欲しいって言ってるようで

言葉を遮って深く絡めた

















つづく