トワトハ・33 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「シャワー浴びた後じゃなくて、浴びる前ね、ここ大事だから

その日のニノを洗い流す前ね

一枚脱いだら一枚撮って、最後は何も身に付けてないニノね」

「いや…それは…」

「で、各所アップもね」



…各所って?



「出来れば俺を想って昂った各所のアップがいいなぁ

摘まんだり握ったりしてるとこでもいいよ」



自分を摘まんだり、自分を握ったりしてるところを、自分で撮るの…?



「そんなもの…どうするんですか」

「もちろん夜のオカズにす…」

「却下だ!!」



俺の恋人は、素直で純粋な変態だっ!






それから散々ごねられた



「ニノ~」

「却下です」


「ニノニノ~」

「却下!」


「それがあったら俺、仕事頑張れちゃうよ?」

「なくても頑張りなさいっ!」


「ケチ~」

「俺はケチです!」



…だってさぁ?


自分の携帯はすぐに消去すればいいけど

大野さんだったら、それを待ち受けにでもしかねない



俺の破廉恥な画像を、すけべな顔してニヤニヤ眺めて

さらにそれが美味しいオカズに…?



いやぁー!

そんなの恥ずかし過ぎるぅーっ!






「いっぱいしゃべったね~」

「…そうですねぇ」



二人ともなかなか譲らないから、気付けば喉がカラカラで、コーヒーを淹れなおした




まったりとソファでくっついてると



「そういえば、良いもの見付けたんだった」



大野さんが、棚から小さな箱を持ってきた




「ずっと気になってたの」



これ、と差し出されたものは…軟膏?

効能を見ると、赤く腫れたり、熱を持ってしまった肌に効くことが書いてある



「どこか腫れちゃったりしました?」



忙しすぎて、疲れが肌に出ちゃったのかな


辛いとか大変とか、見せない人だから

俺がちゃんと気付いて、癒したい



「手の届かないところだったら、俺、塗りますよ」

「お尻がね、血は出てないんだけど、いつも赤くなってて気になってたんだ」



飛行機とか新幹線とかでいつも長時間移動するから


負荷が掛かっちゃうんだね


酷くなってないといいんだけど…



「大丈夫ですか?今も痛い?」



でもさすがにお尻に塗るのを手伝うわけにはいかないか



「俺のじゃないよ、ニノのね」

「……はい?」



俺の…?



「ホテルでもしたかったんだけど、まだ赤くなってたから」

















つづく