トワトハ・32 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「なんで俺から離れようとするの?」

「してませんよ、一緒に暮らすって時点でずっと側に居るってことですから」

「ずっと一緒?」

「はいっ」

「じゃ、一番初めのこれで決まりだね」

「うん…えっ?!それはダメ!」

「あれ~?」



不動産会社を回る前でよかった

もしお店でこれを繰り広げてたら、うっかり即決されるところだった




「ちなみにですけど、このマンションはどうやって決めたんですか?」



広くて住みやすいからですよね?

ここよりグレードが落ちはのは嫌だよねっ?



「どうやってって…なんとなく?」

「なんとなくぅ?!」

「会社から程よい距離で、お薦めですって言われたから」



…無頓着!大野さんらしい!


でも、そっか、だったら…



「これ、俺のお薦め物件です、なんとなく、いいですよね?」

「大切なニノと住むところをなんとなく決めるなんて有り得ない」



こんな時だけ強いこだわり?!



駄目だ…

間取りさえ決まる気がしない




「えっと…部屋は、俺が次の休みに回ってみます」



今日の成果として、次のステップだけは決めておかないと



「図面で見るのと実際に見るのとじゃ印象も違うと思うし」



ここに住み慣れてる大野さんには、かなり狭く感じるってこと


上手く伝えなくちゃっ



「次の日曜日?


俺も行く~」

「あれ?大野さんは週末、出張入ってましたよね?」

「仕事よりこっちのほうが大事」

「ダメです、仕事してください」

「俺から離れる為の部屋…決めちゃうんだ…」



ぎゃっ!やばい!

大野さんがしょんぼりし始めちゃった!



「違いますよっ 見るだけ!ちょこっと覗くだけ!


どんな部屋かなぁ~?

大野さんの側にずっと居られるかなぁ~?

ってことを見るだけです!

見た部屋の画像、すぐに送りますから!

ちゃんと情報共有しましょうね?


二人のこと、一人で勝手に決めたりしませんからっ」



だから大野さん!元気出してっ!



「…ニノは?」

「俺?」

「ニノの画像じゃないと元気出ない」

「じゃあ、手とか?なにかしら写り込むようにします」

「時々ニノだけのも混ぜてね」



部屋を見に行くのに、部屋を撮らずに、俺単体の自撮り?

不動産会社の人から物凄いナルシストに思われそうだな…



「分かりました、混ぜますから

大野さんはお仕事頑張ってくださいね?」

「脱いでるやつも送ってくれたら頑張れるかも」

「分かりました、抜いでる……ん?」















つづく