トワトハ・10 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















季節が変わっていくこの時期は、社内がにわかに浮き足立つ



人事異動というのは大イベントだからね

そわそわしちゃうよね~



でも、俺には関係ないことなので、いつも通りの業務をこなしていると

嬉しいニュースが届いた



「うちの主任!昇格だって!」



内示が出始めてるのかもしれない

噂は早くて正確だ



これは真っ先にお祝いしないと!



すぐに連絡を入れて、飲みに行く約束を取り付けた











「課長昇進!おめでとうございま~すっ!」

「まだ正式には決まってないけどな」

「決まりですよぉ~課長!」

「ははっ ありがと」



翔ちゃんの役職は主任だったけど、体調を崩した係長の補佐を兼任していて

それの仕事ぶりを見込まれての一足飛びの昇進

誰が見ても当然の結果だ



「あ~ 嬉しいなぁ~」



役職だけが全てじゃない

だけど、頑張ってる人が報われるこの会社は

数ある大企業の中でも透明度が高い方だと思う



だから大野さんも、若くして当然の部長なんだよねっ




「なぜか当事者の俺より嬉しそうじゃね?」

「嬉しいに決まってるじゃん!

尊敬する先輩のご昇進ですからねっ」



今日は奮発して、気の効いたお店を予約したもんっ



「あの時、部長に諌めてもらって目が覚めたからな…

これもカズのお陰だよ」

「だよねぇ~?」

「ふははっ こいつやっぱ生意気!」

「あはははっ」




過去に色々あったけど、それも今は笑い話

どんな時もひたむきに頑張る翔ちゃんを、心から尊敬してる




「今回は結構動くらしいよ」

「へぇ~」

「カズも昇進するんじゃね?」

「それはないでしょ~」



そりゃ昇進出来たら嬉しいけどさ



「社歴は短いけど、経験と今回の実績もあるし

可能性がない話じゃないだろ」




万が一昇進したら、大野さんと一緒に暮らせる?



毎日毎日大野さんと一緒かぁ~


照~れ~るぅ~


んふふっ



…待てよ、この前の朝みたいなのが毎日?



それはどうだろう…



身体がもたない…






「そういえば、部長とうまくいってる?」

「え?」

「付き合ってんだろ?」




……はい?

















つづく