らぶどーる・15-2(再↑) | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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「全く… 息 くらいしなさい!」

「だってぇ…」

「だってじゃない! 口 付 け ごときで 意 識 を 無 く されるこちらの身にもなりなさい!」

「…ふぁ~い」

「なんだ?!そのふざけた返事は!」

「ふへへっ」

「全く…」



生まれて初めての 口 付 け はすごく 熱 くてびっくりした


その 熱 さで 頭 がぼんやりして、息をする間が分からなかった俺は

体内の空気が次第に減り、意識が離れていった



目が覚めた時

旦那様から物凄い力で抱きしめられていた



あぁ、これは夢じゃないんだなぁ…



その力強い腕から伝わる痛みから、そんなことをぼんやり考えていた




身体と意識が動くようになると、それからはずっとさっきのお小言

こんな旦那様、見たことない



「和也と居ると、立派な旦那様を演じるのが馬鹿馬鹿しくなる」

「…え?!演じていたんですかっ?」

「元々向いていないんだ、人の上に立つことも、責任ある立場でいることも」

「…知らなかった」

「こんな私は…嫌か?」

「そんなわけありません!」



皆が見たことのない旦那様が、俺の前では出てきちゃうなんて

すっごく嬉しいっ!



「可愛い笑顔だ」



身体の隅々まで嬉しい気持ちが駆け巡ってふわふわしていると

旦那様がまた、目の前まで 迫 って来ていた

















つづく