僕の手を・25-1 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「見ないでっ…見ないで…」



俺に背を向けたまま、身体を小さく丸めて震えてる



やっぱり見間違いじゃなかった

服が太股まで下ろされてる



下肢に伸ばされた腕の先は

きっと、自分を握ってる




「見ないで…お願い…」

「大野さん」



震えてる背中に手を置いた



「触らないでっ!

お願いだから出てって!」




見るな、触るな、出ていけ



…へぇ~



それがあなたの願いってわけね

そうですか、それじゃ見ないで触らないで静かに出ていきましょう



…って、そんなもん、聞き入れるわけねーだろ!





「こっち向け!!」



床で小さく踞っている身体を、力任せにひっくり返した



意表をつかれた身体がコロンと反転して

興奮が頂点に達していたであろうソレが現れる



「やっ…これは違うからっ

想って勝手に勃ったとかじゃないから!」



違うって、なにが?

大野さんにとって、想って勃つことは、悪いことなの?



「ごめんなさいっ…すぐにこんなこと…」



大野さんにとっては、謝らなきゃいけないことなの?



キスしないって言ってたことも


これと同じ原理?



なに?なんで?意味が分からない