LAのお土産・8 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「これは…ぬいぐるみ?」



「そう、なんかね、ビビッてきて…買っちゃった」

「そうなんだ、大切にするね、ありがとう」

「えっ?!」

「え?」

「それ…欲しいの?」

「俺へのお土産じゃないの?」

「そうだけど…」

「…なに?潤くんと買ったの?そういう大切な思い出でも詰まってるの?」

「違うけど…」

「大野さんからのお土産、楽しみにしてたんだけど」

「あー…うん」

「……その浮かない顔

そう、分かった、いらないよ」




二人の間のらぶらぶが萎んでいく…




「…泊まるつもりならこのベッドどうぞ」



ぷりぷりニノは、俺を置いて部屋を出て行った




…ダメじゃん



ニノを寂しい気持ちにさせちゃったら

いくらラブドールでらぶらぶしても意味ないよ









「ニノ?」



リビングでゲームをしてるニノは

声を掛けてもこっちを向いてくれない



「…これ、ここに置くね」



ラブドールをソファの上に乗せる



「いりません」

「…ごめんね」

「ごめんもいらないよ

大野さんの大事にしたいモノと一緒にそれも大事にしたらいいじゃない」

「俺が大事にしたいのはニノだよ」

「へぇ~」

「ニノ…こっち向いて」

「…ゲームしてるの見えません?」

「…もう一回らぶらぶしよ?」

「やだ」

「…らぶらぶしよ?」

「やだ!」



怒らせちゃった…



もう二度と俺とらぶらぶしてくれないかもしれない




「らぶらぶ…したいよ…ニノと…らぶらぶしたい…」


「…なんでそんな泣きそうな声出してんの?」

「ニノとらぶらぶ…出来なく…なっちゃったから」

「…したじゃん…昼も、夜も」

「ニノからぶらぶしたいと思ってくれなきゃ…意味ない」



無理矢理その気にさせて、身体だけ熱くさせても

やっぱり寂しいままだ…



「ごめんね…ニノ」



正直に話そう



もっと怒らせるかもしれないけど

















つづく