「ごめんっ」
動かしていた手を慌てて離した
「はぁっ…ぅ…はぁ…うっ…」
「ごめん!意地悪してごめんねっ」
上体が俺から離れてぱたりと前に倒れると
ニノはこたつに突っ伏して、泣いていた
「ごめん、ほんとにごめんっ
着替えよう…服とってくるっ」
一緒に暮らしたい
ダメ…
もうイきたい
流されるな…
我慢出来ない
助けて…
大野さんっ
大野さん…
無意識に情けないことを口走らないように
両手で口を覆った
そして…服の中で、勝手に弾けた俺
それでも止まらないもどかしい刺 激が 辛くて
涙が溢れてくる
「はぁっ…ぅ…はぁ…うっ…」
やっと止まった手に安堵して、口から手を離すと
自分の身体を支える力が無くなっていた
「ごめん!意地悪してごめんねっ」
…大野さんが慌ててる
なんで…?
俺のほうこそ「ごめん」なのに
つづく