ぶいもにご用心♪・3 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















天井から垂らされた分厚い白い布


床は雰囲気ある剥き出しのコンクリートをそのまま使う



カッコいい黒デニムを履いた素足の大野さん



あぁ…綺麗だな…




「はい、じゃあ、肩幅にスタンスとってもらって」

「はい」

「あ、この衣装は手が写り込まないように」

「大野さんっ腕組んでてっ」

「あ、はいっ」

「足、外に30度」

「大野さんっ 爪先少し外向きでっ」

「はいっ」

「膝上のシワとって~」

「…シワ?」

「あ、大野さんは動かないで大丈夫だからっ 俺行くから」

「う、うん」



モデルさんのお直しは俺の仕事



「…これでどうでしょうっ?」

「もう一息~」



大野さんの足元に跪いて、衣装を直す



「これでどうだ!」

「いいね~早くハケて~」

「…ハケる?」

「俺に早くどけって言ってるだけだよ」

「じゃあ大野くんは、爪先に少し力入れて…

あ、いいね!そのままでよろしく~」




まだ戸惑いの表情は残るけど

カメラマンさんの指示に的確に応えていく大野さん



軸がぶれない身体

ピンと伸びた緊張感のある足



この人は贔屓目じゃなくても

格好いいんだ




「大野さん上手いよっ 格好いい!」

「ほ、ほんと?」

「ニノくん、邪魔しないで~」

「あ!ごめんなさいっ」



つい、思ってることが口から出てしまった



「え?邪魔じゃないよ?」

「違うの大野さん、声出すと身体ぶれるから

シャッター切ってる時は

俺が声掛けても返事しなくていいからねっ」



なるほど…


そんな表情をしたあと



"オー"

"ケー"



声を出さずに、唇で答えてくれた











「はいっ お疲れ~

次はこれでよろしく~」

「はいっ」



至極順調にワンポーズ目が終わる



「大野さんすごいよっ

すっごい順調だよ」

「そうなんだ?立ってるだけだから、よくわかんない」

「やっぱり俺が選んだモデルさんがいいからだねっ」

「んふふっ」



また当たり前のように大野さんの手をとって

控え室へ向かった





人が居るのに


手を繋ぐことを今日は嫌がらない



嬉しい!



作戦も順調っ




…ゆっくりでいいんだ



触れたいと思ってもらえるまで




俺は、待つよ
















つづく