※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
祝☆二宮さんお誕生日企画FINAL
『15周年の秘密・ニノ's birthday』
「ニノっ お誕生日おめでと~!」
ドラマの撮影が終わったから
今日は飲もうって珍しく誘われたと思ったら
…そういう事だったのね
自分でも忘れてたくらいだから
大野さんが覚えててくれて
お祝いしようとしてくれる気持ちは嬉しいんだけど…
「ニノ!ニノ!抱負っ!
31歳の抱負をお願いしま~すっ」
なんかもう俺より先に酔ってらっしゃいません?
「…現状維持です」
「さすがニノ!カッコいい!」
はぁ…
これ以上飲ませると明日に響くな
「大野さん、今日はもうこのへんにして寝ますか?」
「ニノニノ~」
「はいはい、なんですか」
「今日はニノの好きなことする日だよっ」
「俺の好きなこと?」
「ゲーム?お風呂?それとも…オイラ?」
少し傾けた首で、真剣な顔で聞いてくる
最後の選択肢はなんですか…
有り得ない可愛さなんですけど
「…ゲームは、いいや」
大野さんの凄いところは
本当に俺が好きなことをして欲しいと
望んでいるところ
俺がゲームって言ったら
隣でひたすら静かにしてるんだろうなぁ
「お風呂にする」
今日の現場はグラウンドだったから
身体がザラザラしてるんだ
最後の選択肢は、そのあとにさせていただきますよ
「お風呂!任せて~♪」
…なにを?
至極上機嫌な大野さんは
俺の後についてきて
一緒に服を脱ぎ始めた
「なに…やってるんですか…?」
「え?だって、ニノがお風呂って言うから」
「…だから?」
「一緒に入るでしょ?
俺がニノを洗ってあげるんだっ」
テンション高いのに、なぜか真剣な大野さん
「はぁ…まぁ…有り難いですけど」
さっきから、酔った勢いで言ってる感じじゃないんだよなぁ…
なんだろ?なんかいいことでもあったのかな?
「湯加減はいかがですか~?」
「…上々です」
人に頭を洗って貰うなんて
髪切ってもらうところ以外ないわけで
まさか自分ちの風呂でこんな体験するなんて…
しかも大野さんがこれまた真剣にやってくれて
なんか笑えてくる
「はい、次は身体ね!」
「身体も?!」
「うん!」
「ちょっと待って…、それでやるの?」
「うん!」
大野さんは、手に直接ボディーソープを出して泡立て
「手で洗うのが、一番肌に優しいんだって!」
俺を撫で始めた
つづく