15周年の秘密・9 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「なん、なんで、ニノ…んっ」



ゆっくりニノの顔が近づいてきて


オイラの顎を下から掬い


言葉を遮って


柔らかい唇を重ねてきた



「…ん…んっ…ぁ…」


頭がぐるぐるして


熱い舌がオイラを味わうようにゆっくり入ってきても


何がなんだかわからなくて


力の抜ける手で


ニノの肩を必死に押し返した



「ニ…ノ!」


「…なぁに?」


唇を離したニノは


オイラの首筋に顔をうずめて


キスを落としながら


甘く、答えた



「好きが…ぁ…違うって…ン…どうゆう…意味…?」



ニノの唇が


首筋から鎖骨に流れてきて


自分の口から甘い息が漏れるのを必死に耐えて


どうしても聞かなければいけないことを


なんとか、尋ねた



「ん~、同じかなぁ?」


唇に一瞬触れるキスをすると


ニノはオイラと目線を絡めて


ふにゃっと笑った



「え?…同じって、ニノも同じ気持ちでオイラのこと…んあっ」


ニノは優しい笑顔で聞きながら、オイラの首に両腕を回し


ゆっくりと腰を前後に動かし始めた



「ちょっ…あっ…ぁ…んぁ…」


キスだけで昂ぶっていたオイラ自身は


ゆっくりと擦り付けてくるニノの腰に

すぐに反応して熱くなった



「…わかる?」

ニノが耳元で囁く声にビクッと震えて

「…俺の」

そう言われて


ゆっくりと揺れるニノの腰に意識を持っていくと


ニノ自身もまた


熱く芯を持ち


上を向いていた



ニノがオイラの上で欲//情していると知って


自分の顔がカァっと赤くなるのがわかった



数枚の布越しに


お互いの昂ぶりが擦れ合い


オイラはもどかしくって


無意識に自分の腰を揺らしていた




「…ぁ…遅すぎるよ…大野さんは…」


揺れるニノからも甘い吐息が漏れて


オイラを煽る



「…なに…が?」


「…俺なんて…いつから…こうしたいって


…っ…思ってたか」


ニノがふふっと小さく笑ったせいで


腰が小刻みに揺れて


布越しに、お互いの下腹部が細かく擦れ合う



「…ぁっ」


「…無防備に俺を…好きとか…言うから


…自分抑えるの


大変…だったぁ」



すごく嬉しいことを言ってくれてるのは


理解出来るんだけど


ニノが笑って細かく震える振動に


オイラの身体は次の刺激を欲していて


「…ぁ…ニノぉ…」


自分のモノとは思えないほどの甘ったれた声でニノを呼び


求めた





「…触っていい?」


腰を止めたニノは


揺らめく瞳でオイラを見た



早く触ってほしいと焦れる身体とは裏腹に


心臓はドクドクとうるさく


喉が引きつって上手く息が出来ない



「…ん」


オイラは返事をする代わりに


小さく頷いた



ニノの左手は


鎖骨から、胸を這って、ゆっくりと降りて行き


スウェットの中へと入っていった

















つづく