しばらく発信もできず、モヤモヤしていました。

 

身近な方には少しづつ相談させていただきながらも、

「自分のやるべきこと」というか、「何がしたかったんだっけ??」という事を

考えて本当にモヤモヤしていましたが、決心できました!

 

1年間所属していた会派 ふらの未来の会 を退会しました。

初心を守るために、目の前にある課題のために決心をしました。

 

 

●そもそも「会派」って何?

 

会派という言葉を聞きなれていない方もいると思いますが、

同じような考えや政策を持った議員の集まりという定義です。

テレビなどでよく聞く「派閥」と似たようなニュアンスですが、

派閥は任意の集まりで、会派とは、法律に定められた議員の活動集団 です。

 

議会によって違いますが、会派制や政党制を採用している議会と、会派制などを

採用していない議会があります。(議員定数の多い議会では、議会を円滑に進めるために採用しているところが多いですが

定数16人くらいの議会では、重要な事は全体で議論するために採用していないところも多いです。)

 

富良野市の市議会は「会派制」を採用ています。

会派制の議会では、議会運営の委員会

(議会の進め方や議事内容、市政の報告、などを議会の前に話し合い流れを検討する委員会)や、特別委員会の委員、議員会の委員などは会派の中で決定した人選で決められます。

 

無会派では議会運営や代表者会議(会派の代表者が集まり、議会運営について話し合う場所)に出席できません。

常任委員会でも各会派から代表が出ているので、常任委員会の決定事項も会派では異論は出ない仕組みですし、会派の人数構成が議長をはじめ議会運営の人事に大きな影響があります。

 

そして何より、意見を通すためには必要で、その意味でも会派というのは大きな存在です。

 

さらに、富良野市議会では独自のルールで、どこかの会派から離脱すれば、次の選挙が終わるまで、

他のどの会派に所属もできなくなります。自分で新たな会派を作ることも禁止されています。

つまり、一度会派を離れると次の選挙までは、とても動きにくくなります。

 

● なぜ、不利にになる選択をしたのか?

 

それは大切な「初心」を守るためです。

私は、どちらかというと、生活が大変だったり、頑張っているけど報われなかったり、様々な困難を抱えていたり、その近くにいる人たちと多く接しています。

 

その生活を守りたい。皆で安心できる生活をしたい。どの子供たちにも夢や希望を持ってもらいたい。

 

そして、市議会や、市役所でどんな価値観でどんな事が話し合われ、決められているのか知らない、知る余裕もなく諦めている、そんな方に、何が行われていて、何が決まっているのかそれを「聞いてきて伝えたい」という想いで立候補しました。

 

そして、「苦労や不安な生活を抱える不安を議会で伝えたい。」

 

これこそが、私の初心で、志です。

それを守るための決断でした。
会派からの離脱で、議員としての不便さは増しますが、様々な「制約」や「しがらみ」がなくなり自分の想いが伝えられるようになりました。

 

モヤモヤも少なくなりました。

これからは、自由な立場で発信できます。

改めて、1年目の節目として報告から発信の準備を始めます。

文章だけでは情報の量が限られますので、動画などでも報告やお伝えできるようにしたいと思います。

(1年間の事も順次動画にして報告したいと思います。)

 

今後とも見守っていただきたいと思います。

発信の責任は私個人ですので、是非、ご要望もご意見もいただけたらと思います。