富良野市議会議員を約4か月半やらせていただいています。
現在9月定例議会の会期中です。
今だからこそできることは、
一市民として「幸せな生活」を1日でも長く続けるために何ができるのか、何が必要なのかを一緒に考え、今ある現実や希望を確認していく事だと思います。
昨日まで不安でしたが、一転今日は、
「一緒に未来に期待しましょう!捨てたもんじゃないでしょね!」
という想いを皆さんと共有したいと思えています。
先日から連日の話題にしている 給食費無料化 の請願の件に1つの答えが出ました。
今日の北海道新聞朝刊に報道されています。
委員会傍聴をした方は議論過程も見られていると思います。
(私は委員会のメンバーでないので、少しはなれた目線で感想を言えます。)
今回のポイントは、
①市民の皆さんの強い想いで行った署名活動や、請願という意思表示を、議会や私たち議員がどのように向かい合い、核心の部分を汲み取り、議論できるかそして明日の富良野に生かせるのか。
そして
②子育ての世代を支援することは、今現実としてどういうことなのか?
激変している社会と、急激に変化する富良野で、地域や生活をよくするための優先順位は何か、行政や、市民は何を考えて、希望しているのかなどなどを、考え、具体的にしていく。
このような視点があるように思えます。
そして、私は様々な点で、色々な意思表示を感じました。
誰もが、街を良くしていくためにも、助けあったり、もっと夢が持てることがあればいいと希望しているし、賛同しています。
給食費の無償化の事であれば、市長も財源(お金の都合)があれば負担を減らるために無償化もする。
(国からの助成金を使って3か月分は負担ゼロにすることを提案しています。)
議会も、さまざま意見話ありましたが、
子育て支援の有効性や効果を認めつつ、経済対策といえども財源確保という点ではさらに議論が必要という事で
想いを受け止めて、実現性を探るという「趣旨採択」という判断です。報道内容そのままで解説じゃありませんが・・
なにはともあれ、立場が違っても同じような想い思いがあるという事は確認できたような気がして、安心できました。
給食費の助成は有効な経済対策なのか?
給食費の補助ってすごく偏った一部への対策って思えたりもしますが、(そういう意見もありますが)
私はすごく優秀な景気対策だと思っています。
今一番お金を使わなければいけないという事では、子育て世帯が一番大変だと思います。
その世代の負担が減ると、月1回ぐらいは家族で外食できるかもとか、家のローンを組む時にも
月々の支払いがあと1万増やせると思うと、マイホームが少しだけこだわれたり、塾、本、色々な所に経済効果が広がります。そして、一番大変な世代でもあるので、本当に困っている人もいます。
その人たちに、安心を届けられると考えれば、金額以上に経済効果(社会的な効果も)があります。
これは、効果の優先順位なので、次は働いている現役世代が安心して消費できるような仕組みや、
高齢者が安心して暮らせる町や、順番で進めていった方が良いと思います。
貯蓄では効果が薄いので、経済対策としては、消費(お金を使える)が重要です。そして、未来への投資効果です。
一度に全部は手当てできないので、緊急度や、今の社会で効果が出しやすい事から実施して行くべきだと思います。
同時に、委員会の決定に賛同出来て本当に良かったと思います。