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こいちゃんと時々ぎんのブログ

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昨晩

オガワは敗北

かなり大きく負け怒りを露わにしていたが

一夜明けてみると

すっかり期限もよくなっている。

「手痛く負けた時ほど

    胸を張るんや男は!」

とオガワ節を聞かされ

朝からやめてくれよと思いながら

3人で歯を磨いていると

「なぁ

   そろそろレベル6に行こうと思うんや

   タカシと連絡を取り合って

   日時決めやんか?」

すると

「前にも言うたが

   本当に行くのか?」

私達の決意は変わらない

行かなきゃここに来た意味も

タカシが命をかけて

助けを求めに外に出た事も

全てが無駄になってしまう。

私とオガワはそっと頷いた。

その日の昼食の時に

タカシの弟分であり

No. つーの "  つーちゃん  "

にメモを渡す。

それからシゲルにレベル6への

行き方を聞いた。

なんでもレベル6への行き方は

ランドリーを通らなければいけないと言う。

ランドリー?いつも使うあのランドリーに

怪しい場所なんてなかったはずだが。

シゲル曰く   

「乾燥機の一番左端から4番目

    いつも故障中になってただろ?

    そこがレベル6への入り口さ」

灯台下暗しとはよく言ったものだ

たしかに

2.30台の乾燥機があって

一台故障中でも

誰も気にしない

気にかけない。

益愛グループの上の人間が

わざわざ直してくれるとも思っちゃいない。

ましてやそんなシャバのどこにでもある

ごく普通のコインランドリーの一角から

誰がそんな危ない場所に繋がっていると

想像できようか?

「行きはまだいい

   行きは簡単な手順で入れるが

   帰りが問題で

   裏からは開ける事が出来ないのだ」

そう。

レベル6は例えるならば冷蔵庫。

外からは開けれるが

中からは開けれない

危険な奴らを閉じ込めるには

うってつけの箱なのである。

「そこは問題ない!

    帰りはタカシに開けてもらおう」

夕食の時間につーちゃんに

レベル6潜入計画を書いた紙を渡し

届けてもらう事に。

あとはタカシを信じ

戻ってくる時に扉を開けてもらうのだ。

「案内人が必要だろ?

   ビール1本で連れてってやるぜ?」

とシゲルが真っ白な歯を見せて笑う。

まるでウィルス◯スか松崎しげ◯のようだ。

そうして3人で乾杯し

お決まりの

「キンキンに冷えてやがる」をやり。

しばし仮眠をとった。

この日は勤労感謝の為

一日労働は無く

債務者達は好きに過ごして良いのである。

朝日が昇る前に我々3人は

物音を立てないようにタコ部屋を抜け出す。

ランドリーまでの道までそう長くはないが

もしも誰かに見つかり怪しまれたら

この計画は破綻するかもしれない。

そう考え歩いている内に

ランドリーの部屋が近づいてきた。

そして部屋に入ろうとした時

中から

別の班の男が出てきた!

私とオガワは慌てたが一人冷静に

「ここは任せてくれ」とシゲル。

男の目の前に立ち

「お前は洗濯物を取りに来た

   ただそれだけで誰にも会っちゃいない

   部屋に戻って眠るがいい」

と言うと

男はぼーっとしながら

何も言わず歩いていった。

一体何が起きたかわからないが

無事乾燥機の前まできた。

左端から4番目、故障中の張り紙。

扉には12分100円とかかれている。

そしてシゲルが100円を入れると

その重厚そうな

乾燥機の扉が

ギィっと音を立て

開いた。

いやいや

乾燥機の扉は金入れんでも開くわぃ!

と思いながら

奥のほうをみると

そこには

さらに奥の場所へつながる扉が開いていた。

「あれが最後の100円

   12分後にはこの扉は閉まり
 
   こっちには帰ってこれぬ!

   見つからない内に行くぞ」

とシゲル、オガワ、私の順で扉に入る。

周りは薄暗く

雨降りの日のような匂いが漂っていた。

何もない無機質な廊下だけが

真っ直ぐ奥へと伸びている。

オガワを筆頭に私、シゲルと続き

歩いていく。

ここには看守などは配備されてない

逃げす者も、それを捕らえる者もいない。

そもそも外よりも

ここにいるほうが都合の良い人間

ばかりである。

このレベル6は

日本の領土にいながら

法律や統治権を受けない

治外法権なのである。

簡単に言えば何が起きても

法では裁けず

殺人などは日常茶飯事で起きている。

そんな猛者どものいる檻の中に

オガワ   (ただの中年)

私          (新聞記者)

シゲル   (松崎)

の三人だけで大丈夫なのかと心底

心配しながら歩いていると

先の方に大きな鉄の扉が見えた。

そして

「男とはなんぞや

   力とはなんぞや」

とどこからか声が問いかけてくる。
 
暗い廊下の扉の前に一人の男が立っていた。

「我はこの鎮守回廊の扉を守る者なり

    あのお方の御意志により

    うぬらを通すわけにはいかぬ」

と見た感じ北斗の拳に出てたラ◯ウ

そのまんまの巨漢が立ち塞がった。

「俺達はある男を探し

    ここまで来たんや

    素直に道開けやんと怪我するで」

とオガワが臨戦態勢に入る。

だがラ◯ウは

「もう一度聞く

   男とはなんぞや

   力とはなんぞや」


ここでこの男の望む事を答えれば

通してくれるのか。

いや

そんな簡単なものではないだろう。

男とは!

 人間の性別で、子を産ませる能力と器官をもつほう。男性。男子。⇔
人以外の動植物で雄性のもの。おす。「馬」
 成熟した男性。子供を産ませる力を持つようになった男性。また、一人前の男子。「になる」
 強いとかたくましいとか、一般に1が備えていると考えられる性質をもっている人。「たるもの初志を貫徹せよ」
 男子としての面目、体面。また、男ぶり。「が立つ」「をあげる」
 情夫。情人。愛人。「ができる」
 男子の奉公人。下男。「を何人も使って商売をやる」
 (接頭語的に名詞の上に付いて)一対のもののうち、大きいほうのもの、険しいほうのものなどを表す。「坂」
 (上代、少女(おとめ)に対して)未婚の若い男子。
「あなにやし、え―を」〈
 夫婦関係にある男子。夫。
「乳母なる人は、―なども無くなして」〈
10 出家していない男子。
「西行法師―なりける時」
11 元服した男子。
「汝七歳にならば―になして」
12 男色。若道(にゃくどう)。
「順礼にはあらぬ―修行の君」
  

Wikipediaそのまんまを答えるオガワ。

「。。。。」

「では力とはなんぞや」

すかさずオガワは

「人は何度もつまづく。

   だが何度でも立ち直れる強さをもつ事」


。。。

。。




それドラえもんがのび太くんに

言うてたやつやん!って思ったが

ラ◯ウは

「ほう。

   このような考えをもつ人間がいたとは

   よかろう!

   この扉を通るがよい」

答えって案外適当なのかもしれない。

たぶん

「男は浮気する生物で〜力は握力?〜まじ卍〜」

とか言うても通用するんじゃないかと

思った。

「ふふ

   わしの思った通りの男よオガワ」

シゲルが何やら嬉しそうにしている。

そうして

鎮守回廊の扉を通る事が出来た。

一方そのころ

「鎮守回廊の扉が破られました

   いかがなさいますか?」

??「四天王の一人のケンタがやられたか

          だが奴は四天王の中でも最弱。
          
          奴らがここに来れるのか
       
          楽しみにしておこう」

とボロ布をかぶった男が笑っていた。


「我の名はケンタ

   うぬらの仲間に入れてはくれぬか?

   微々たるものだがうぬらの役には立とう」

めっちゃ癖の強い喋り方のその男は

"  ケンタ "とゆう名前で

出身は和歌山、趣味はカフェ巡り

とゆう見た目以外はどこにでもいる

ただの青年だった。

見た目はラオウ

中身は好青年

ここでの暮らしはこんなにも人を変えるものか

とレベル6の脅威を感じれた。

ケンタ曰く

ここから先の呼び方は" 修羅の国 "

さきほどの扉は " 修羅の門 " と

住人は呼んでいるらしい。

16歳までの生存率は0.69%と非常に低く

100人子供がいて1人生き残るか残らないか

の計算となる。

ケンタは元々は医者の卵で

18年前にここに連れてこられたそうだ。

傷ついた人の為にそれは毎日

自分の生命を削ってまで治療にあたっていた

だがある日

事件は起きた。

助けようとした患者がケンタに刃物を向け

錯乱状態の患者に

ケンタは刺されてしまったのだ。

刃は内臓を傷つけ

生死の境を彷徨い

目覚めたケンタの脳裏には

"世の為人の為

 今まで散々

 助けようとしたがこれだ。

 拒絶された

 ならばコワスシカナイ"

それからは治す者から壊す者へと変わり

殺しに殺しを重ねた。

それから数年が経ち

1人の男と出会い

その男の考えに賛同し

その男についていくと決めた。

そして今の見た目と喋り方に

変わったそうだ。

え?身長も伸びたん?絶対嘘って言いたいのを

我慢した。

ケンタは少し話を盛る癖もありそうだ。

扉を通った先には

一体何平方メートルあるのか?

もはや地下のさらに奥にある場所でなく

こんな場所

本当に日本か?と疑いたくなる光景

が広がっている。

「うぬらの探す男は

    あそこに捕らえられているに違いない」

ケンタが指差す先には

廃墟とゆう言葉一つで済まない

大きく高い建物があった。

「やはり" 九龍城 "に捕らえられて

   いやがったか。

   あそこにはSSSレートの奴がいるに
  
   違いない」

いつになく真面目なシゲルに

「 くーろんじょうって何や?」

シゲルが言うに

九龍城は東洋の魔窟と呼ばれ

無法者達がかってに資材を運び

どんどん拡大していったスラムだそうだ。

中は複雑に入り組んだ迷路のようで

その最上部にオガワの助けたい男が

幽閉されている。

ただの中年のおっさんの取材から

こんな事になるなんて

人生とは一寸先は闇である。

タカシと約束の時間までまだ時間は

あるがこの先どれだけ時間が

かかるかわからない

「ぱっぱと行ってチャッチャと

   帰るか!」

とオガワが歩き出した時

少年が空を見上げながら

「黒い風がふいている

    あんたらの誰かかが死ぬよ」

と意味不明な事を言う

不気味な少年と遭遇した。

「誰かって誰やねん

   それにお前は誰や」

オガワが詰め寄ったら

「あんたじゃなかったらいいね」

とだけ残し少年は

消えていった。

いたずらで言ったのか。

それとも

この4人の中の誰かが

この先

死ぬのか。

真実は九龍城に行けばわかる!


次回!

      〜 古今東西摩訶不思議!

               九龍に伝わる悲しき過去!〜


お楽しみに!