2020年から、中国がドル国債を減らして、人民銀行は300トン/年金を輸入して買っている。

 

中国国内の金の生産量は、400トンで1年に700トン増えている。

 

人民銀行は、2010年から14年で9,800トン買い集めている。

 

世界一のFRBが公式に発表している金が8,133トンです。

 

FRBを超えたことになる。

 

ここまでは信頼出来るであろう(?)情報筋のお話。

 

次に、詐欺と偽物が横行する中国国内の金市場のニュースを一部抜粋します。

 

中国の大型宝飾品メーカー「Wuhan Kingold Jewelry(武漢金凰珠)」製造の金の延べ棒に偽物の金が使用されている事実が発覚した。同社はこの金の延べ棒を担保に巨額の融資を受けていた。

 

中国 「金」の延べ棒80トン超に偽物が発覚中国の大型宝飾品メーカー「Wuhan Kingold Jewelry(武漢金凰珠)」製造の金の延べ棒に偽物の金が使用されてsputniknews.jp

 

 

さて、こうした金市場での、偽物、倒産、夜逃げが横行している中国の現状において、冒頭の政府の”金保有”が信頼出来るのか。

 

目に見えて確認出来る、不動産(主にマンション)ですら統計データが出鱈目である国で、現実に(国の保有する)金の流通は誰も目にすることすら出来ない。

 

大量の金は、貨物輸送機で運ばれるものも多い。

 

国家間の取引では、戦闘機の護衛で運送するという。

 

さらに、世界の金保有についての下記の統計データによると中国は7位です。

 

世界各国の金保有量ランキング上位
1.アメリカ:8,133.46トン
2.ドイツ:3,352.65トン
3.IMF:2,814.04トン
4.イタリア:2,451.84トン
5.フランス:2,436.81トン
6.ロシア:2,329.63トン
7.中国:2,092.31トン
8.スイス:1,040.00トン
9.日本:845.97トン
10.インド:796.50トン
2023年5月末時点での世界各国の金保有量ランキング上位の一覧です。
データ:WGC

 

 

日本(国)の金はというと、公式には、米国ケンタッキー州のフォート・ノックス陸軍基地という場所に、預かられていることになっている。

 

日本政府は、自国の金を現地で確認すらしていない・・・本当にあるのか既に使われているのかさえ分からない。

 

つまり、金の価格とは”実態”とは無関係です。

 

ドルの価値が下がると金の価格が上がることも歴史的な事実です。

 

そもそも”金融”とは、学問ではなく科学とも無関係なので、金についても特段の問題とはならない。