三菱UFJ信託銀行が、”金の果実”というETFでの引当を6%減量しました。
「金の果実」シリーズとは貴金属を裏付けとした上場信託(ETF)です。
三菱商事(株)が金・プラチナ・銀・パラジウムを拠出し、三菱UFJ信託銀行がそれらの貴金属現物を裏付けとする受益権(ETF)を発行。東京証券取引所に上場しています。
金の果実の残高推移です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716875106659-OQq8ZubrXt.png)
契約時には1グラムだった金引当を、0.9426グラムに減らすと公式発表しました。
金地金の市場価格と金の果実の間に、6%の価格差が生じていたからです。
三菱UFJ信託銀行が、本来、買い入れ価格の引き上げをしなければいけないが、6%減らすという。
これが”金融の世界”ではまかり通るのです。
そのため金は現物買いが良い。
しかし、現物の金も略奪や搾取の対象となる黒歴史が多数あります。