円安となっても国内の投資は増えなくなっています。

 

2011年の東日本大震災以降は、輸入する資源が上がって貿易赤字になりました。

 

2010年までは貿易黒字基調で強かった。

 

海外生産はが大きく増えた。

 

企業が海外収入のドルを円に換えない。

 

ドルのまま運用するように変化したのです。

 

この原因は、日本経済の成長が米国より低いことです。

 

2023年5月海外工場への投資は、275兆円。

 

海外工場からの日本への直接投資は、46兆円。

 

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財務省資料より

 

海外への直接投資は、6倍にもなります。

 

円安が貿易黒字になることはない。

 

その海外投資も脱中国化(コロナ禍から2,000社超の撤退)が急速に進み、インド、東南アジア、米国他へ向いているようです。