ある婚活サイトでの詐欺事件。

このサイトはSNSの活用者の間では有名です。

詐欺に会った、私の友人女性の実話を紹介します。

その詐欺師はあくどい男で、現在、複数の女性から訴えられ係争中です。

2人の出会いは”婚活サイト”でした。

被害に遭った女性は40代、詐欺師も40代。

女性は神戸生まれの裕福な育ちで未婚でした。

詐欺師は結婚していて子供までいて、彼女は当時独身だと信じていた。

彼女の被害は、通帳の現金と貴金属でトータル3,000万円。

手口は、出会った頃は高級なレストランやホテルに行く。

女性の扱いは上手なので、それだけでもかなり彼女は舞い上がったそうです。

しばらくすると、彼は結婚を意識させるようなことを言い始める。

そして、ある日自分の通帳を彼女に見せたそうです。

その意味は、こんなに財産があるのだから、「君は僕の側にいてくれたらいいだけだだよ」と言ったそうです。

実は、その通帳の億単位の額は、全て詐欺行為で女性からだまし取った見せ金でした。

その後からは、彼女の通帳や貴金属を預けるように要求し始めました。

「2人は一緒になるのだから、僕が君の大切なもの(金と貴金属)を預かって管理してあげる」と彼女に言っていたのです。

彼女は、その時に「この人なら、私を守ってくれる」と感じたそうです。

そこからは、もう彼氏のいいなりの状態です。

彼女の車BMWも頻繁に借りるようになり、詐欺に利用していたことが、後日判明しました。

彼女は何故、詐欺に気づかなかったのか。

 

それは、彼女が働いた経験がなく、あまりにも世間知らずで脇が甘かったのです。

おそらく、その詐欺師にとっては、とてもたやすい相手だったようなのです。

彼女は裁判になっている現在も、両親には詐欺の被害について話してないそうです。

ちなみに、彼女所有のBMWは、ディラーの営業マンと男女の関係になり、特に欲しくなかったのですが両親が買ってくれたそうです。

現在は、詐欺に遭った後、売却しています。

この詐欺師は以前にも検挙されており、常習犯だったということです。

この話、婚活サイトが悪いのではなくて、どんなところにも、詐欺師というのはいることを学ばなくてはいけません。

オレオレ詐欺といい、結婚詐欺といい、経済の悪化と共に、そういう輩が増えてくることは気に留めておかなくてはいけません。