2023年の日本の貿易収支5兆8,919億円赤字。
2020年9,986億円黒字から、3年連続赤字です。
貿易収支+所得収支などの経常収支は、21兆3,810億円黒字。
経常収支は、黒字でお金が日本に入ってきている状況です。
2022年までのグラフ資料です。↓
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所得収支は、海外への投資(20.92兆円黒字)、株・債券への証券投資(12.13兆円黒字)です。
円安になっても日本は、貿易赤字が続いています。
海外への生産(工場など)移転が進んでいることなどが主な理由です。
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2021年まで経常収支の黒字は、日本が世界第3位です。
今後どのようになるか。
世界の生産工場であった中国の衰退もあり、技術大国として生産面での日本の貿易収支は明るい見通しと言えます。
現時点では、ハマス・イスラエル戦争によるホルムズ海峡封鎖などによる原油価格の高騰が最大のリスクと言える。
もちろん、未曾有の金融危機が起これば、世界の経済状況は一変するでしょう。