日本の実質金利は、

 

名目金利0.8%ー物価3.0%=ー2.8%

 

です。

 

100万円の預金を計算すると、5年間では、100万円×0.972の5乗=867,623円の実質価値です。

 

132,377円の減少です。

 

米国の実質金利は、

 

名目金利4.7%ー物価3.0%=1.7%

 

です。

 

1万ドルの預金を計算すると、5年間では、1万ドル×1.017の5乗=10,879ドルの実質価値です。

 

879ドル(135,993円)の増加です。

 

実質利回りの差が円売りの理由です。

 

1ドル154円台の超円安になったのです。

 

インフレで金利が低い日本は金融緩和で、インフレで金利の高い米国は金融引き締めです。

 

この関係が変わらない限り、円安は継続するでしょう。