現在の世界の株価高は、ジャブジャブお札を刷ったからです。

 

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出典: 連邦準備制度理事会 (米国)

 

2010年から、米国FRBが1,000兆円増発。

 

欧州のECBが600兆円。

 

日銀は500兆円。

 

マネーを増発しました。

 

それだけの単純な理由です。

 

有名な経済エコノミスト、アナリスト、評論家などが難しく英語を多様して説明するのはごまかしに過ぎません。

 

世界の中央銀行(増刷マシン)は、国際金融資本家が支配しています。

 

つまり、株価・不動産バブルを作り上げるために、札を増刷しているとも解釈可能です。

 

経済学や金融学が学問でないというのは、人間の”強欲”は学問にもならないし、科学(数字と論理)でもないからです。

 

2008年のリーマンショックでもFRBのマネーの増発をしていますが、2010年以降の増発に比べれば小さなものです。

 

細かい数値を積み重ねなくても、この上図グラフを観察したら、今回予想される”金融危機”は甚大であることが分かります。

 

2010年から22年間、世界名目GDPは50%しか成長していません。

 

年平均2.17%です。

 

GDPの増加額では、33兆ドル(4,950兆円)です。

 

先進7カ国(G7)では、32%成長、年率1.45%。

 

額では10兆ドル(1,499兆円)。

 

先進国の歴史的なマネー増刷(2,100兆円)は世界の経済成長を増進させていはいない。

 

主に、世界のGDP成長は新興国が牽引しています。

 

すでにBRICSなどの新興国のGDPが先進国のGDPを超えました。

 

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にも関わらず、米国一国の時価総額は、全世界の時価総額の半分になりました。

(数々のデータを観ると、そこまで米国経済に力があるとは思えません)

 

2024年の経済見通しは、世界3.0%、先進国1.4%、新興国と発展途上国4.2%。

 

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この数値は、金融危機を前提条件としていない。

 

世界的なインフレ下で、異常なまでの世界の株・不動産の高騰(バブル)が弾けるのはいつかは予測不能です。

 

しかし、来年(2025年)までで80%の確率と思えます。

 

欧米社会中心の国際金融資本家にとって、次に来る歴史的”金融危機”でリーマンショックなどの比ではない規模の荒稼ぎが可能となります。

 

欧米支配層の世界の奴隷制度と植民地制度の崩壊に代わる、国際的な巨大な搾取システムと言えなくもありません。

 

こうした未曾有の株・不動産の暴落の”危機”とは、投資初心者にとって金融を学べば分かることですが、資産を増やす絶好の歴史的な”機会”でもあります。