LOVE♡プロフェッサー・一 遼（にのまえ りょう） です。
熱心に口説かれて、
結婚しても幸せになりません。
つまり、
一方通行で
愛されても
結局は
離婚してしまいます。
もちろん、情熱的に口説かれて、
自分からも「好き」になって、
結婚するなら問題はないでしょう。
熱心に口説く例を二つ紹介します。
ひとつは、
毎日３６５日居酒屋へ通って、
口説き落とし結婚した話。
その男性は、
毎日仕事帰りに、
彼女の働いている居酒屋に
通いつめました。
彼女は女優のような顔立ちで、
なかなか周りにはいない美人です。
沢山の男性が言い寄ってくるのですから、
最初はその男性は常連客扱いです。
それから、毎日一人で来るようになり、
だんだんストーカー的になりました。
彼女の嫌悪感は増すばかりだったのですが、
さすがに数カ月も経つと
周りの店内のスタッフも
彼の熱心さに感心し始め、
彼女の心も変化し、
店外での食事ぐらいは、
付き合ってもいいかと思うようになりました。
そうして、１年間通い詰めた彼とは、
交際が始まり、出来ちゃった婚したのです。
これほど熱心な口説きは、
めったに聞いたことがありません。
しかし、この２人は、
結婚して１年も経たないで離婚してしまいました。
もう一つの例。
これはよく聞くパターンです。
男性から熱心に口説かれて、
自分はそんなに好きにはなれなかったけれど、
結婚してしまう。
その理由は、
「こんなに愛されていたら、
不幸になることはないかなぁ・・・」
といった気持ちが芽生えてくるからです。
それで、結婚します。
つまり、熱心なアプローチが
愛には大切だと考えていたからです。
この結婚も破局してしまいます。
この二つの事例は、
ある部分で共通しています。
熱心だった男性の口説きには
落ちてしまい、結婚を決意するのですが、
旦那のことを心から愛せなかったのです。
つまり、心は一方通行のままで、
お互いに深い絆も出来ない。
こういった熱心な口説き上手は、
好き好き好きという感情のまま、
彼女への気持ちを表現できるのですが、
結婚がひとつのゴールとなります。
そのゴールに辿り着くと、
ただの「普通の旦那」に
見事に変身します。
口説き落とすところまでは、
誰にも負けない熱意があるのですが、
結婚してモノにしてしまうと、
その熱意は消え去り、
自分のペースにもって行こうとします。
結婚後、妻からすると、
彼が豹変してしまったように感じます。
あの熱心さや優しさはどこに行ったのだろうかと・・。
もちろん、彼には何ら非はありません。
どこにでもいるような夫になっているだけですから。
しかし、妻は夫のことを
心からは愛してないのですから、
普通の夫の姿に、
必要以上に落胆することになります。
そうなると、もう嫌で嫌で仕方なくなるのです。
愛しているという気持ちがあれば、
気にもならないことや許せる欠点や短所まで、
日増しに苛立ち気持ちが落ちてゆきます。
つまり、こういった事例から分かることは、
結婚するならば、
お互いに「好き」「愛してる」という
強い感情が必要ということです。
でなくては、
結局は、マイナスな感情をコントロール出来なくなる。
恋愛結婚というのは、
両想いでなくてはいけないのです。
昭和の時代にもこんな恋はたくさんあります。
しかし、その時代は、
離婚が一般的でなく、
寿命も今より短のですから、
忍耐と倫理感により
そんな片思い結婚でも
上手く添い遂げることが出来ました。
しかしながら、
平成では、そうはいきません。
長寿によって、
子育て以外の
夫婦愛が必要とされる時代です。
読んで頂き、ありがとうございます。
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