『永遠に生きると思って恋をし、明日死ぬと思って愛しなさい』

 ~ 最期まで恋しましょう。「愛は、今ここに」 ~


新しいフレーズを、

ブログの先頭に追加しました。

『永遠に生きると思って恋をし、明日死ぬと思って愛しなさい』

このフレーズを、

違う言葉で表現して置き換えたのが、

最期まで恋しましょう。「愛は、今ここに」 

です。

「最期まで恋しましょう」

の最期とは、死の直前です。

人の生き方は、

死ぬ間際が大切だといいます。

最期の恋する相手は、

旦那様や奥様でも、

彼氏や彼女でもいいのです。

万一、死の直前に、

病院にいるとして、

その人に結婚相手がいなくて、

なおかつ、恋人もいなければ、

その病院の看護師でも

お医者様でも患者の方でも

受付や売店の方と

恋してもいいのです。

恋する相手への片思いであっても、

その気持ちは伝わり、

相手の心の中に残ります。

それが、生きたあかしです。

人は、2度死ぬといいます。

1度目は、肉体が滅び朽ち果てた時。

心臓も停止して、

灰になった時です。

2度目は、自分の死後、

自分のことを思い出してくれる人達や、

心にとめてくれる人達が

亡くなった時です。

2度目の死は、

友人知人よりも、

自分を愛してくれた人や

愛した人の死が、

最も悲しく切ないことはいうまでもありません。

死ぬまで恋するというのは、

肉体が滅びる死の直前だけでなく、

2度目の死として、

愛する人の心が、

死に絶えた時です。

愛する人の心に、

棲みついていた

自分がこの世から亡くなっていくうということです。

では、

「愛は、今ここに」 

は、どういう意味でしょうか。

それは、二人の明日のことを

考えても仕方ない。

二人の過去のことを、

振り返っても戻っては来ない。

今、この時の二人の時間を

最高の時とすることであり、

「明日死んでも後悔しない」

大切な時を二人で過ごすことです。




恋は無常なものです。

常に変化し続け、

決して、一つの場所に

とどまることはありません。

川の流れのように、

流れ続け、変化し続けるのです。

ある時には、優しく流れ、

ある時には、激しく流れ、

ある時には、大きな流れとなり、

ある時には、流れを分かつ時もあります。

「無常」だからこそ、

恋は人生で最高の

神様からの贈り物と言えるのです。

それは、恋が無常だから、

繋ぎとめたい、

絆を深めたい、

愛し尽くしたい、

と深く心の底から、

感じることが出来るのです。

それが、「愛する」ことなのです。

最近、恋愛相談で、

「根気がなくて、恋が続かない」という言葉を

よく耳にします。

それは、恋愛が変化し続けることを

理解してないか理解しようとしてないからです。

こういう考え方になるのは、

心が堅くなってしまったり、

心が閉ざされてしまっているからです。

心がしなやかで、

柔軟であり、

心のままにいられたら、

恋愛というのは、

人生で最もエキサイトメントで、

成長させてくれるものになるはずです。

「恋は無常」で、

明日はどうなるか分からないからこそ、

ドキドキ・ワクワクするのです。

「恋愛において根気がない」

というのは、

過去の恋愛の失敗が、

心の大部分を占めていたり、

明日の恋の行方ばかり気になったり、

今、心がそこに無いからなのです。

心がそこにしっかり見えなくては、

相手も不安になり、

気持ちが浮き足立ちます。

結果として、二人とも恋に疲れてしまう。

恋につかれると、

辛くなったり、

苦しくなったりするのです。

そんな恋を、繰り返していたら、

「恋」はドンドン遠ざかってゆきます。

何よりも、恋がポジティブに進まなくなります。

つまり、燃え上がるような恋が出来なくなる。

恋は、炎のようにメラメラとした、

熱い息吹を感じられなくては、

決して成就しません。

最後に、

「愛は、今ここに」あるのだと、

強く心から想えるならば、

恋愛はより楽しく、

より癒され、

より安らぎを与えてくれる

ものになるはずです。


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