「仕事と私、どっちが大切?」

という問いは、死語になりました。

図表57 共働き世帯・片働き世帯の推移

図表61 女性の年齢階級別労働力率の推移


女性の就業率は上昇の一途をたどっているのだから、

今さら、
「仕事と私はどっちが大切?」

という問いは、

意味のない言葉になってしまったようです。

むしろ、男性側から、

「俺と仕事は、どっちが大切なの?」

ととわれる時代ともいえます。

もっと、究極にいえば、

稼ぎの少ない男性は、

婚活対象として、

敬遠される時代には、

「私への優しさは、

稼げる男になることよ」

といわれかねない現状です。

もし、稼げないのならば、

私が稼ぐから、「自由にさせて」

「家事はお願い」といわれるでしょう。

人口が激減して、

急速に経済が、

縮小してゆく社会には、

「仕事と私はどっちが大切?」

という言葉より、

「私が大切なら、もっと稼いできて~」

が正しい表現です。

それが、まぎれもない現実なのです。

だからといって、

その現実が、人生の最も大切な価値だとも思いません。

新婚で、よく耳にするのは、

「もう少し仕事が安定してから、

子供を作ろう」

これって、もっともなようですが、

仕事より子供が大切なのですから、

「子供つくって、頑張るぞー」

ぐらいの方がいいのではないでしょうか。

少し無責任かな?!

でも、仕事の仕方は沢山あるし、

自分達の環境に合わせた、

仕事選びも出来る時代かと思います。


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