連休に、古くからの付き合いのある友人の移住先に、

遊びに行きました。

厳密には、都会にも住まいはありますが。

田舎というのは、

市町村合併で、

新しい名前がついていたりします。

田舎が巨大化するイメージは、

個性も無くなるようで、

少し寂しい思いにもなります。

その風光明媚な田舎町での生活は、

以外にもエキサイティングなものです。

というのは、人気のエリアには、

都市からの移住者が多く、

そのコミュニティーでの日常会話の話題は、

多種多様で面白いのです。

これまでの生活圏から脱するということは、

全く新しい人間関係が出来るということです。

田舎暮らしといいながら、

都会的な匂いも感じる暮らしぶりは、

ある意味刺激的です。

既婚者だけではなくて、

独身の移住者もいます。

しかしながら、

あまりにも狭い地域での、

限られた独身との交流は、

なかなか恋愛まで発展しにくい。

独りでも移住する意欲と、

独立心がある方々なので、

元々、誰かに頼って生きてゆく考えが

希薄です。

しかしながら、

現実に住んでみると、

パートナーが欲しいという気持ちにも

なるようです。

身体的に健康であれば、

当然そういった感情は芽生えてきます。

そういった意味で、

里山暮らしでの恋愛は、

都会よりも難しいかも分かりません。

恋人を見つけることが難しいだけではなくて、

もし都会の恋人を探すとなっても、

里山暮らしが出来るのは、

ある程度の年令を超えるからです。

若くても移住するのは、

ほとんどが夫婦のようです。

農家に嫁は来ないという悩みは、

良く聞きます。

アーリーリタイアメントでの

里山暮らしは、

特別な仕事はない前提なので、

働き盛りの若い世代には、

もの足りないものです。




里山生活は、

ほとんど仕事のための移住ではないので、

恋活や婚活は、より難しい。

もっと言えば、

子供を育てる社会的な機能がないのです。

そういう意味で、

出産と子育てを諦めたカップルしか、

里山では暮らしにくいかも分かりません。

一方、熟年での里山暮らしでも、

恋活や婚活は必要とされる時代も

到来するかも知れません。

人口減少と高齢化というのは、

里山暮らしが増える要因にはなります。

しかしながら、自給自足は、

里山では無理です。

エネルギーが石油と電気に頼れば、

その時点で自給自足は、

実現出来ない夢となります。

つまり、現実の里山暮らしとは、

経済的なゆとりの中で、

実現できるものであることは

間違いのない事実です。

里山でも、

カフェ・サービス業をやったり、

自然派○○教室で稼いだり、

している方が多い。

美しい自然と、

スローな時間があれば、

それだけでも、

素敵な生活です。

しかしながら、

どんな場所で生活しても

コミュニティーは必要であり、

人と人との触れ合いは、

必要不可欠であることを

強く感じた旅でした。

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