京都の舞妓と芸妓も、

時代が変わり、

結婚しない人が増えてきました。

ざっくり言うと、舞妓とは、10代まで。

芸妓とは、20代以降を指します。

20才超える頃に、

舞妓は、結婚や他のキャリアを求めて引退するか、

花街に残るなら、旦那さんの選択も含めて、

芸妓(お姉さん)になるかの選択を迫られます。

彼女たちの結婚しない選択の理由は、

「舞妓と芸妓は、結婚したら仕事を辞めなくてはいけない」

からなのです。

結婚よりもキャリアを大切にするという考え方です。

その考え方は、理解できます。

しかしながら、

キャリア優先で、

もっと大切な家族を作ることが出来ないのは、

何かと問題がありますね。

とはいえ、彼女たちの仕事は、

夢を売る仕事ですから、

既婚者であって生活感があれば、

花街に生き残れないのも理解できます。



今時、こんなに華やかで、

日本の伝統芸能を守るべき仕事は、

なかなかないので、

仕事を辞めずらい気持ちも、

わかります。

もう少し違う見方をすると、

恋を楽しむという意味においても、

仕事を続けるという本音も聞こえてきそうです。

男も女も、色々な恋を楽しめる時代には、

恋イコール結婚でもありません。

時代の変化は、

恋と仕事と結婚の

関係を大きく変えているのですね。

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